「お嫁さんにしたい女優ナンバー1」と言われた女優の市毛良枝さんが、2022年6月8日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日)に出演されます。
これまで語ることのなかった少年院での活動についてなどを明らかにされるようです。
今回はそんな市毛良枝さんを特集しますよ!
市毛良枝さんの経歴、ちょっと意外な活動や趣味、そして結婚のことまで、市毛良枝さんの素顔をご紹介します。
市毛良枝の経歴や出身校は?
- 本名:市毛良枝(いちげ よしえ)
- 生年月日:1950年9月6日
- 年齢:71歳(2022年6月現在)
- 出身地:静岡県
- 学歴:立教女学院中学校・高等学校卒業
- 身長:156cm
- 体重:不明
- 血液型:O型
- 趣味・特技:登山、ヨガ、社交ダンス
- 所属事務所:アミューズ
市毛良枝さんは、静岡県の伊豆修善寺で生まれました。
父は医師でクリスチャンだったそうです。
そのため、中学、高校は父の意向で中高一貫のキリスト教学校である、立教女学院に進学するため、親元を離れ、東京都世田谷区に住む叔母の家に下宿されていたそうです。
高校時代、宝塚に憧れていた市毛良枝さんは、演劇部に所属。
高校卒業後は当時、学生運動が盛んな時期だったこともあり、進学はせずなんと「宝塚音楽学校」に応募!
残念ながら不合格となりましたが、同じく応募した「文学座附属演劇研究所」に合格し、演劇の道へ。
ですが、同じ研究所の仲間たちの演劇への熱い情熱についていけず、1年で退所。
その後「俳優小劇場養成所」に入所し、1971年21歳の時にドラマ『冬の華』でデビューを飾りました。
翌年にはNHK大河ドラマ『新・平家物語』に出演。その後も数々の作品に登場されました。
そして、市毛良枝さんといえば『嫁姑シリーズ』なんです!
市毛良枝が若い頃は昼ドラ「嫁姑シリーズ」でお嫁さんにしたいNo1だった!https://t.co/LBnWA6S7AC pic.twitter.com/3xook8slHd
— こいもうさぎ (@koimousagi) November 14, 2021
1977年花王のライオン奥様劇場で放送された『小さくとも花の命は』で姑にいびられながらも健気に頑張る嫁の三津子役に起用され、ドラマは大ヒット!
なんと、このシリーズは全9作も作られ、市毛良枝さんは「お嫁さんにしたい女優ナンバー1」「理想の花嫁ナンバー1」に選ばれるほどの人気女優となりました。
全国から「うちの息子の嫁になって」とか「自分と結婚して」とかいった内容のファンレターが1日100通を超えるほど届くようにまでなっていた市毛良枝さん。
ですが、このヒットを受けてどう思うかという質問に対しては、「この女なら、おとなしく黙ってついてきてくれそうだなんて思われてるみたい」とクールな返答。
市毛良枝さんは当時、上品でおとなしく、夫や姑を立てるような女性を演じていましたが、実はそういうタイプではなく、芯が強く自分というものをしっかり持っている女性だったのでしょう。カッコいい!
その後も、数々のテレビドラマや映画などに出演され、名女優として確固たる地位を確立されています。
市毛良枝の現在は少年院活動?登山やダンスの趣味が凄い!
市毛良枝さんは出演される『徹子の部屋』で、今までほとんど語ることのなかった「少年院でのボランティア・カウンセラー活動」についてお話をされるそうです。
40代半ばから始めたという少年院での活動。
いったいどんなことをされるのでしょうか。
調べてみると、少年院でのカウンセラーというのは以下のような仕事をするようです。
社会から逸脱した違法行為を起こす非行少年などの問題行動を是正し更生につなげるために、 その行動の背景にある心理状態、家族関係、生活状況、周辺環境などに問題がないかを見極め、今後どう対処するかを考えます。
市毛良枝さんは大学には進学されていないので、臨床心理士等の資格は持たれていないと思いますが、ボランティアですから、しっかりとした研修を受けてカウンセラーをされているのかもしれませんね。
市毛良枝さんは、優しいお母さんという雰囲気ですが、実はとても芯の強い女性ですので、罪を犯してしまった少年たちや家族の方たちの良い話し相手になってくれそうですよね!
実は市毛良枝さん、このボランティア活動を初め、40代頃から新しいことにチャレンジようになりました。
40代直前には登山を初め、特定非営利活動法人 日本トレッキング協会理事を務めるまでになっています。
運動が苦手だった市毛良枝さんは、登山なんて考えもしないものでしたが、ハマるきっかけは、医師であった父の死でした。
父の担当医が登山好きで楽しそうに話しをされるのを聞き、社交辞令として「今度誘ってください」というと、その場で日程が決まってしまいました(笑)
参照:http://tanihanokuni.blog64.fc2.com
ですがそれが、市毛良枝さんには最高の時間となったのです。その時の体験をインタビューで語っていらっしゃいます。
一緒に行ったメンバーもよかったんです。それまで芸能界という空気に馴染めない自分がいて、息苦しさを感じることが多かったので、“普通の人”として山の仲間と普通のことを話せるのがすごくしっくりきて。体力や運動能力についても、先生が「結構バランスいいんだね」と褒めてくださったことで少しずつ自信にもつながっていったんです。
この経験をきっかけに、自分の可能性を自分で制限していたことに気づき、やりたいことは何でもやっちゃおう!という人間に変わったとおっしゃっています。
また、市毛良枝さんは60歳を前に社交ダンスを始めています。
そのきっかけとなったのは母の介護でした。
2016年に100歳で亡くなった母。その介護を13年近くしているうちに軽い「介護うつ」になってしまった市毛良枝さんは、周囲からの勧めもあり、介護保険サービスなどを利用するようになり、母がデイサービスに行っている短時間の間に、筋トレのつもりで社交ダンスを始めたんです。
介護で心身ともにボロボロになっていた市毛良枝さんでしたが、ストレスを発散することで精神的にも安定し、ウエストも6cm細くなったのだとか!
また、社交ダンスは頭も使うので、認知症予防にも良いということです。
お仕事などの関係でレッスンを休む期間があっても、またスタジオに戻る日々。
80歳くらいまでは続けることが目標なんだそうですよ。
市毛良枝の若い頃や離婚した夫や子供の今は?
21歳でデビューした市毛良枝さん。デビュー当時は、愛らしくて可憐な女性を演じることが多い女優でした。
それから年を重ね、20代後半になると艶やかな大人の女性役がピッタリに。
参照:http://musoujin.cocolog-nifty.com
昭和の「理想のお嫁さん」像から妖艶な女性像まで、振り幅が広い素晴らしい女優ですね!
そんな市毛良枝さんは、1988年に当時弁護士の小川敏夫さんとお見合い結婚されています。
市毛良枝さん37歳、小川敏夫さん39歳の時の結婚でした。
残念ながら結婚は長く続かず、1997年には離婚されているようです。
離婚理由は明らかにされていませんが、当時は小川さんのDVが原因だったのではないかと報道されていました。
後に、小川さんサイドが名誉棄損とプライバシー侵害で報知新聞社を提訴え、和解になっています。
小川敏夫さんは1998年に参議院で出馬し当選。第88代の法務大臣、裁判官弾劾裁判所裁判長などを務めておられます。
お二人の間にお子さんはありませんでした。
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可愛くて優しくて、しっかり者のお母さんというイメージが強い市毛良枝さん。
ですが、結婚や介護などプライベートでは大きな挫折や苦労を味わってきたようです。
ですがそんな経験を経て、71歳となる現在、さらなる輝きを放つ女優さんになられたのですね♪
これから年を重ねる女性たちの、希望の星になってくれそうです!
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