東京・町田市の町工場、大浩研熱の社長である林大輔さんが11/15のTBS「夢の扉」に出演されます。
町工場なのにメロン作り?しかも一度に数個しか作れないはずなのに60個も作れる。
社長である林大輔さんはどうしてこんな不思議なことが出来たのでしょうか?
林大輔さんのプロフィール
年齢 61歳
出身地 東京都世田谷区
職業 大浩研熱株式会社 社長/(株)まちだシルク農園 代表
・小さいころから体が弱く、両親に「元気でいてくれればいい」と言われて育ったため勉強をしなさいなどとあまり言われることがなかった。
・母の影響で幼少期から楽器に興味があり、バンド活動をしていたこともある
5人兄弟の次男として町田市で育った林さん。
体が弱かったため、両親に勉強をさせられることもなく自由な性格に育ったそうですが、好奇心が強く、自らの疑問を父や兄に尋ねると一般相対性理論を教えてくれて、それ以降物理に興味を持ったそうです。
水耕栽培とは?大浩研熱とはどんな会社なの?
林さんは高校在学中、すでに家業である貿易会社を手伝っていたそうです。
この会社は林さんの父が定年退職した後に趣味程度に作った会社だったそうですが、その会社で必要だった物理や技術系の話に興味を惹かれ、勉強するようになっていたそうです。
そのうち勉強を教わっている先生から、印刷業界の技術の研究開発についての仕事をもらったそうで、その技術が成果を出し、製造まで依頼を受けることになったため、本格的に大浩研熱を立ち上げたそうです。
本社 東京都町田市金井3-30-24
設立 昭和53年11月20日 創業・設立
資本金20,000,000円
会社を大きくしたいという気持ちもなく、音楽や野球を続けるなどという生活を送っていた林さんでしたが、水耕栽培を知ったことで大きく未来が変わりました。
水耕栽培とは、土などを使わず水中に根を生やし栽培を行う方法で、町田市の「まちだテーマパークの研究テーマ」として提案したことから、話が盛り上がり、誰も挑戦したことがなかったメロンの水耕栽培に挑戦することになったそうです。
リンク まちだシルクメロン公式サイト
一度失敗したものの手ごたえを感じていた林さんは、自分で資金を出しもう一度チャレンジしてみたそうです。今まで自社で培った技術を使って設計をし直してみると、糖度も高く重さも4kgもあるメロンが出来たそうなんです。
あきらめない気持ちや興味関心を持ったことに粘り強く取り組んだことが成功につながったのではないでしょうか?
林さんが起業して成功した理由を分析してみた
林さんは小さいころ体が弱く、あまり勉強をしなさいと言われず自由に育ってきました。
しかし、好奇心が強く、いろんなことに興味を持ったりしたときに、答えてくれる父や兄弟が居たのも大きかったと思います。
また、「自分よりすごい人がたくさんいる分野は嫌だ」という気持ちが昔からあったようで、そのためまだ未開拓分野で画期的な成果をあげることが出来たのだと思います。
元々頭の良い方だと思いますが、幼少期に自由に興味を伸ばしてもらえたことや、好奇心が強い性格が新しい技術を生み出したのだと思います。
不況にあえぐ町工場の希望の光となった林さん。夢の扉ではそんな林さんに密着されています。
気になる方はぜひ放送をチェックしてみてくださいね。
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