国際山岳医である大城和恵さんが夢の扉+に出演されます。
日本人初めてとなる国際山岳医である大城さんは日々、山岳遭難者を減らそうと奮闘されています。
山で起きる病気や怪我を知り尽くし、登山の技術も持たないとできないこの職業を大城さんはどうして選んだのでしょうか?
気になる大城さんについて調べてみました。
大城和恵さんのプロフィール
生年月日 1967年
出身地 長野県
職業 医学博士/国際山岳医
出身校 日本大学医学部 卒業
・山岳医になる前は、循環器内科医として附属病院に約10年間勤務していた。
1967年生まれということで、今年で年齢が48歳になる大城さん。かなりお若く見えますよね!
元々、ご両親の趣味が登山だったそうで、医療の道を志したのも両親の「人の役に立つ大人になれ」という言葉があったからだそうです。
イモトさんや三浦雄一郎さんをサポートしたのは大城さん?
また、「世界の果てまでイッテQ!」の番組内で「マナスル登頂プロジェクト」にイモトアヤコさんが登頂されたことがあったのですが、そのときもスタッフとして大城さんが帯同されており、芸人であるイモトさんに適切な指示と治療を行っていたそうです。
元々山が好きで、東京の病院で内科医をしていた頃から忙しい日々の合間をぬって世界のいろいろな山に登山に行っていたという大城さん。
医療山岳医を志したきっかけは、ヒマラヤで高山病を発症した登山者と遭遇したことだったそうです。
「『もっと、良くしてあげられたのかな』という気持ちでした。『自分は山のことが好きだけど、山の専門的な医療のことを知らない』という現実を知った感じです」
まだ当時は、日本に山岳医の制度もなく、山の仕事を演るために常勤をやめることに不安を持っていたこともあるそうです。しかし、妹の励ましもあってこの道を進んでこれたとのことです。
山岳医からみる登山者にしておきたいアドバイスとは?
最近は、登山ブームが起こり、山ガールなど女性でも登山を楽しむ人が増えました。
「私は大丈夫!」と思っている人ほど要注意とのことで、警鐘を鳴らしています。
山で多い病気や怪我はまず一番目は転倒滑落による外傷です。次が病気なんですが、 この病気の中で一番多いのが心臓突然死です。過去10年間の北海道の死因統計を見てみますと、 外傷が多いんですが、病気の中では、心臓突然死が非常に多いです。 その他には低体温症、道迷い、悪天候が一緒になり、疲労から亡くなってしまう方が多いです。
心筋梗塞にならないためには、事前の対策が大事で、山に登る前に動脈硬化を起こしやすい体質でないか健康診断を受けることが大切だそうです。
山ではちょっとした怪我から大きな事故に繋がってしまうこともあるそうです。
楽しんで登山をするためにも、事前の準備や山への知識を十分に用意しておくことが大切なようです。
夢の扉ではそんな大城さんの日常に密着されるそうです。
登山好きの方はぜひ放送をチェックしてみてくださいね!
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