山田はるか(パペット)の年収や経歴は?求人はある?人形操演者になるには?/プロフェッショナル

プロフェッショナル 仕事の流儀

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小さなお子様がいらっしゃるご家庭なら、ほぼほぼ間違いなくお世話になっているであろう「NHK Eテレ」。もちろん、今は大人になった人であっても、子供のころはよく見ていましたよね。その中によく出てくるのが、かわいらしいパペットたち。

子供たちの心をわしづかみにするような、キュートでコミカルな動きに、子供だけでなく親御さんたちもついつい見入っちゃいますよね!

そんなパペットたちに魂を吹き込んでいるのが「人形操演者」と言われる人たちです。そして、その人形操演者の世界で熱い注目を集めているのが、山田はるかさんです。

その山田はるかさんが10月12日放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演されます。そこで、山田はるかさんのことを調べてみることにしました。

wiki風プロフィールから、山田はるかさんが演じたキャラクター、そして少し馴染みのない人形操演者の世界をのぞいてみるべく、山田はるかさんの経歴や年収、人形操演者になるための方法まで、多角的にご紹介していこうと思います!

山田はるかのwiki風プロフィール!年収や経歴は?

最初に、山田はるかさんのwiki風プロフィールからいってみましょう!

参照:https://amass.jp

・名前:山田はるか

・年齢:42歳(2021年10月現在)

・出身地:東京都台東区

・職業:人形操演者

・所属:うんころもち劇団

山田はるかさんは幼少のころ、熱を出しやすい子供で、よく学校をお休みされていたそうです。その時に、NHK教育テレビ(現・Eテレ)を見ることが大好きだったのだそう。そのうち、そのような番組を「見る側」から「作る側」になりたいと思い、NHK教育番組のディレクターになるという夢を持ったそうです。

19歳でNHKにADとして入社。夢見た楽しい世界とはだいぶ違う過酷な世界だったそうですが、そんな生活の中で、人形操演という仕事に出会いました。

教育番組を担当していたある日、偶然、人形劇の撮影を見かけたのですが、その際山田はるかさんは、

私はその瞬間の、全身に雷が落ちたかのような強い衝撃を今でも忘れません。

「人形の下に、人がいたんだ…!20歳にもなって、そんなことも知らなかった…」。

引用元:https://clue-tegakari.com

こんな風に衝撃を受けたんだそうです!そしてその時に、「人形操演の仕事をする!」と決意されました。

ADを2年で辞め、人形劇団の門をたたいた山田はるかさん。

しかしその劇団は、人形を動かすだけでく、演者が自ら人形とともにお客様の前に立ち、ダンスや歌、お芝居をするという劇団でした。

裏方で人形を動かしたいと思っていた山田はるかさん。人前に出ることや集団行動が苦手だったため、この劇団での修行も辛いものでした。しかし、過酷なAD時代も劇団での経験も、すべて「人形操演者になるという夢のため」と気持ちを切り替え、様々な経験を積まれたそうです。

その後、人形操演者としてフリーになり、現在は業界最年少ながら、NHKのEテレやCM、ミュージックビデオ、人形劇団での舞台など、年間300本以上の収録を抱えているそうです。

ちなみに、人形操演者のお仕事ってどれくらいの収入になるのか気になって、調べてみました。山田はるかさんの年収自体は公開されていないのですが、いくつか参考になる例をご紹介します。

・某人形劇団:5年経過時の年収130万円

・某県人形劇団:採用時の月収15万円

・影絵人形劇団(人形操作):経験30年の方の年収430万円

このように、人形操演者の年収は、決して高いとは言えません。しかし、好きなことを仕事にできるということが大きなウェイトを占めるという方には、金額はあまり問題ではないようです。

次に、ジャンルは違いますが同じ裏方ということで、声優さんの年収について調べてみました。こちらはキャリアや人気度によって大きく違いがあるのですが、番組1本あたりの単価を見ると、10,000円から45,000円とありました。

山田はるかさんは、業界では最年少ではありますが、各方面から引っ張りだこということで、1本あたりの単価を25,000円と推測すると、年間300本以上の収録がありますから、

25,000円×300本=750万円となります。

これらを総合すると、テレビ番組の撮影+人形劇の公演等で年収は800万円~1,000万円程度ではないでしょうか。

これはあくまで推測です!

NHKはギャラが安いと評判ですし(笑)、放送時間が30分ないものも多いため、もしかすると単価はもっと安いかもしれません。

ですが、「人形操演の仕事をしていなかったら廃人だった」というほどの山田はるかさんですから、もっと低い年収であったとしても、きっと情熱を注ぎこんで仕事をされていると思います。

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山田はるかが演じたパペットキャラクターは?

実際に山田はるかさんが演じているキャラクターをいくつかご紹介します。

『新・ざわざわ森のがんこちゃん』

参照:https://www.nhk.or.jp

人間が滅亡した後の遠い未来、元気いっぱいな恐竜の女の子・がんこちゃんとその家族や仲間たちが、楽しく暮らすざわざわ森のお話です。

とにかくがんこちゃんたちの動きがコミカルで楽しい!子供たちがくぎ付けです。

『おげんさんといっしょ』のねずみ

 

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星野源さんがお母さんに扮し、音楽や家族について語る番組。その中で「おげんさんちのねずみ」を演じています。このパペットは実際に販売もされていて、番組のファンの方に好評なんですよ。

『ねほりんぱほりん』のぶたさん

こちらは、『ねほりんぱほりん』で地下アイドルがテーマだった時の人形操演者さんの実際の撮影の様子です。

こんなに全身を使って操作されてるんですね!ちなみに緑の鉢巻きのぶたさんを動かしているのが山田はるかさんだと思われます。

また、ご自分が演じるだけでなく、パペットの動かし方を指導されることあります。

『おかえりモネ』パペット指導

このように、山田はるかさんは人形操演にかかわる様々なお仕事をされています。

山田はるかさんの人形操演は、ほんのわずかな手の動きや顔の傾け方で、人間のさまざまな感情を表現されます。特に私がそれを感じるのは『ねほりんぱほりん』です。

この番組は、元薬物中毒者、LGBTカップル、養護施設で育った人、アイドルトップオタなどなど、なかなか普段では話を聞くことができない、際どいテーマを扱うトーク番組なのですが、その中で山田はるかさんは、顔出しNGのゲストをぶたさんとしてを演じています。

そういったゲストのお話はもちろん面白いのですが、それを表現するぶたさんの動きが秀逸なんです!小刻みに震える体。涙を流すように伏せる顔。喜びではじける笑顔。とにかく感情移入が半端ない!

「人よりも、人らしく」

山田はるかさんの人形操演には、本当に魂が宿っているように見えるのです。

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人形操演者になるには?

人形操演者になるにはいったいどうしたらよいのでしょうか。実は以前は人形劇専門学校があったのですが、2013年に閉校しています。そこで、それ以外の方法を探してみました。

参照:https://clue-tegakari.com

山田はるかさんは、人形操演者になるべく、自ら人形劇団の門をたたきました。

調べてみると、数は決して多くありませんが、人形劇団で演者の求人は確かにありますので、それを探して応募するという道が一つ。

あるいは、これもあまり数はないのですが、サークル活動などで人形劇をされているところがあります。児童教育や保育士を目指す学校などにも、人形劇のサークルがあることが多いです。ただしサークル活動では収入は発生しないでしょう。

さらにもう一つ。これはかなり難易度が高いですが、チェコのプラハでマリオネットを学ぶ(笑)!

実は山田はるかさん自身が、人形劇団に入ろうとオーディションを受けたとき、「絶対に落ちた」と思い、「こうなったらチェコへ行って人形劇を学ぼう」と思ったそうなのです。

それくらい、チェコのプラハではマリオネットを使った人形劇は、古い歴史がありとても盛んなのです。マリオネットは人形のあちこちに糸をつないでいて、それを操作することで非常に複雑な動きをすることで有名です。


引用元:https://www.bing.com

いくつか人形操演者になる方法をご紹介しましたが、文楽人形のようなものではなく、山田はるかさんのようなパペットを操り、かつ職業として成立させたいのであれば、やはり人形劇団に入ることが一番だと思います。

それでも、研修生時代にはなかなか収入に結びつかないどころか、もしかしたら研修生としていくらか研修費を支払う必要もあるでしょう。

また、コロナ禍で公演自体が減っているでしょから、運営も大変だと思います。

それでも、人形操演者を目指している人たちは、アルバイトをしながら頑張っている方が多いそうですよ。


人形操演者の山田はるかさんについてご紹介しました。かわいいパペットを動かすお仕事は、楽しいだけでなくかなり過酷な現場でもあると思いますし、このお仕事で食べていけるようになるまでは、相当のご苦労があったと思います。

それでも、人形を愛してやまない山田はるかさん。今後も目が離せないですね!

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