今や日本中で使われている言葉「断捨離」。この言葉を世に広めたやましたひでこさんが、2023年6月30日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日)に出演されます。
55歳にして出版した著書で世に出たというスロースターターでありながら、片付け術の第一人者になったやましたひでこさん。しかしその人生は苦労の連続だったのです…。
今回はそんなやましたひでこさんの経歴やご結婚・家族のこと、病気や事故、年収などについて調査してまいります。
やましたひでこ(断捨離)の経歴やプロフィールは?
参照:https://yamashitahideko.com
- 名前:やましたひでこ
- 生年月日:1954年
- 年齢:67or68歳(2023年6月現在)
- 出身地:東京都
- 学歴:早稲田大学文学部卒
- 身長:165.5cm
- 血液型:48kg
- 所属:一般財団法人断捨離 代表理事
東京都で生まれたやましたひでこさん。
母親は、物を捨てられず片付けられない性格の上、家の中が汚れていて狭いことに文句を言う人だったのです。
そんな母の姿を見ながら「ものを捨てれば解決するのに…」と感じていたというやましたひでこさん。幼少期からの環境が「断捨離」という発想のきっかけだったのですね。
早稲田大学に進学してからヨガを始めたやましたひでこさん。
そのヨガの思想の中に「断捨離」という言葉があったのです。
「断捨離」とはもともとヨガの行法で、断行、捨行、離行というものがあり、それぞれの意味は
- 断行:外からの情報を断つ。必要でない(悪い)習慣を断つ。
- 捨行:必要のないものや、余計な考え方を捨てる。
- 離行:物欲や、人間観の余計なしがらみから離れる。
というものです。
このことから発想を得て、やましたひでこさんは「不要なものを減らし、生活に調和をもたらす」思想として「断捨離」を提唱、やましたひでこさん個人で商標登録をして、55歳の時(2009年)に著書『新・片付け術 断捨離』を発表しました。
山下秀子さんが提唱する断捨離とは、
- 断:新たに手に入りそうな不要なものを断る
- 捨:家にずっとある不要なものを捨てる
- 離:物への執着から離れる
という意味があります。
普通、「片付け」と言えば「収納」ですよね。
ですから、例えば新しい住まいを探したりする時には、収納が出来るだけ多いところを選びがちではありませんか?
しかし、物をため込んでしまえば、いつかはあふれ出してしまう。
そういった意識を根底から覆し、よりよい生活のために考え出されたのが「断捨離」なのです。
これがただ単にモノだけでなく人間関係にまで活用できる思想だとして、2010年には「新語・流行語大賞」にノミネートされるまでになりました。
やましたひでこ:「断捨離」を提唱 50歳で義父母との同居解消、夫との関係にも変化 「徹子の部屋」で#やましたひでこ #徹子の部屋 https://t.co/T6YVnlrHvs
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) June 29, 2023
その後も数々の書籍を出版されたり、YouTubeチャンネル「やましたひでこ断捨離公式チャンネル」を開設し、断捨離に関するアイデアや情報などを発信しておられます。
やましたひでこさんのYouTubeチャンネルはまさに、目からうろこの情報がたっぷり!私も今すぐ断捨離始めたいって思っちゃいました~。
やましたひでこ(断捨離)の離婚した夫や家族構成は?
やましたひでこさんの著書には、こんな過激(?)なタイトルのものがありました。
やましたひでこさんって離婚してるのでしょうか?
断捨離したいナンバーワン、それは夫ですhttps://t.co/PXzwH9iD4u
ebook,やましたひでこ,断捨離したいナンバーワン、それは夫です,悟空出版… pic.twitter.com/nBHmHHgxgO
— VIP Deals (@iesnduisb1) May 15, 2020
やましたひでこさんが「断捨離」という片付けの思想を思いついたのは、根底には実母との関係性があったと先にご紹介しています。
しかし、実はもう一つ大きなきっかけとなる経験がありました。
それは結婚生活です。
早稲田大学卒業後、23歳で4歳年上の男性(ジュンさん)と結婚し、夫の実家である石川県金沢市へ転居したやましたひでこさん。
1894年(29歳)には長男に恵まれています。
夫の義両親と同居し、家事・育児をしながら、夫が経営者を務める会社の仕事も手伝うという忙しい日々でした。
さらに、実父と義父の死、実母と義母の病気や介護、姉一家の不幸といった出来事ものしかかってきたのです。
そんな日々に大きなストレスを抱えていたやましたひでこさんが解放される唯一の方法が、夫との家庭生活から脱出することだったのです!
それでやましたひでこさんは「離婚」に至ったのですね~…なんて思ったら、離婚されていませんでした!
夫の実家での生活に疲れ切ったやましたひでこさんは、50歳を前にしてとうとう同居を解消し、「断捨離セミナー」を始めたりして自分の力で人生を切り開くことにしたのです。
著書を出版し、「一般財団法人 断捨離」の代表理事を務めるようにまでなったやましたひでこさんは、東京に拠点を置いた生活を始めました。
会社経営をしていた夫とは、東京と金沢を行ったり来たりするようになったそうですが、夫婦関係は良好だったようですよ♪
現在リタイアされた夫は、雪の多い金沢で過ごしてこられたためか「暖かいところに行きたい」という思いが強く、2017年にジュンさんは愛犬サンディと共に沖縄に移住されています。
やましたひでこさんご夫妻の息子さんは、1984年生まれ。
北海道大学卒の優秀な方で、現在はご結婚されてお子さんもおられるようです。
ちなみにやましたひでこさんは、もともと引っ越し好きというのもあって、2020年からは鹿児島県指宿市に拠点を移しておられます。
ジュンさんと少し距離が近づきましたね♪
やましたひでこ(断捨離)に事故や病気の過去?現在の年収は?
やましたひでこさんについて調べていくと、「事故」や「病気」といった不穏なワードが散見されました。
もしかして重い病気などされたのでしょうか?
調べてみましたが、やましたひでこさんご自身は、大きな事故や病気の経験はないようです。
2015年に多忙のために体調を崩したことはありますが、それをきっかけにして「責任感や忙しさへの執着を断捨離する必要性」を悟ったと語っておられました。
しかし、実はやましたひでこさんの実姉とその娘さん、つまりやましたひでこさんの姪御さんに関する悲しすぎる過去があったのです。
国際結婚をしてドイツに暮らしていた姉でしたが、その姉の娘が18歳の時にライン川に身を投げ自殺を図りました。
性同一性障害に苦しんでいた姪御さんは、それまでに何度も自殺未遂をしていたのだそうです。
ドイツにいられなくなった姉一家は日本に帰国しましたが、悩み苦しんでいた姉は体を壊しガンを発症。50代という若さで亡くなりました。そして姪御さんも…。
夫の実家での暮らしに加え、姉と姪の悲しい死を乗り越えられず、一時はやましたひでこさん自身も精神的にかなり追い詰められてしまった時期があったようです。
しかしそういった暗黒の時期を抜け出し、「断捨離」提唱者として活動を始めたやましたひでこさん。現在は日本各地を飛び回り、執筆や講演会、セミナーなどをされていますよ。
そんなやましたひでこさん、年収はどれくらいあるのでしょうか。
当然ですが、やましたひでこさんは年収を公開されていません。また、代表理事を務める「一般財団法人断捨離」の年商等も調べてみましたが、分かりませんでした。
唯一、やましたひでこさんのYouTubeチャンネル「やましたひでこ断捨離公式チャンネル」だけは収益を推測することが出来ました。
それは、人気YouTuberの年収を推定している「Tuberch」に記載されていました。
やましたひでこ断捨離®︎公式チャンネルのYouTubeチャンネルの購読者数、動画再生回数から独自に調査した結果、やましたひでこ断捨離®︎公式チャンネルがこれまでに獲得した総収益は652万7315円、年収は142万6191円と分析することができました。
その他の収入は分かりませんが、やましたひでこさんの「断捨離」は幅広い層に人気があり、日本全国で活躍する「断捨離トレーナー」も輩出しています。
また、その著書も多くベストセラーになっていますよね。
他にも「やましたひでこ断捨離塾」という会員サイト(月額2,178円)や、毎月ライブ配信でやましたひでこさんの人生の視点を共有する学び場「The Growth」(月額10,780円)という会員専用サイトも開設されており、講演会などに行けないという方や、より深く断捨離を学びたいという方々に好評ですよ♪
片付け術というのは、多少の流行り廃れはあっても、生きている人間にとって永遠のテーマですから、やましたひでこさんのお仕事が無くなったりすることはないでしょうから、年収もかなりすごいのではないかと想像できますね!
参照:https://croissant-online.jp
苦難の時期を乗り越え、断捨離提唱者として人生を切り開いたやましたひでこさん。
は彼女を縛り付けた様々なしがらみを断ち切る歴史でもありました。
今のやましたひでこさんは、自分のやりたいことのために邁進してきたその日々のおかげで、すべての女性が憧れちゃうほどキラキラと輝いていますね!
コメント