よちよち歩きの小さな子から自転車で乗り付ける小学生に中高生、子供を連れた親や祖父母、お店のおじちゃんやおばちゃん…。
様々な世代の人たちが集まり、自然に笑顔と会話が生まれる場所、駄菓子屋。
そんな駄菓子屋を、地域のコミュニケーションの場として開いた山永和子さんが、2022年6月18日放送の『人生の楽園』（テレビ朝日）に出演されます。
今回は、そんな山永和子さんの素顔に迫っていますよ。
山永和子さんの経歴や、だがしやかなん、そして山永さんが開いたフリースクールのご紹介もしていきます。
だがしやかなん/山永和子の経歴は？
「わが街の子はわが街で育てる♪」がコンセプトのだがしやかなん。
このお店を作ったのが山永和子さんです。
- 名前：山永和子（やまなが かずこ）
- 年齢：55歳（2022年6月現在）
- 出身地：東京都三鷹市
- 居住地：東京都東久留米市
- 学歴：大学卒
- 資格：社会福祉士
- 家族：息子さん2人
2015年11月1日、念願の駄菓子屋「だがしやかなん」をオープンさせた山永和子さん。
高校生の時からボランティアに目覚め、募金集めなどの活動に明け暮れていました。
「誰かのために活動する」そのきっかけとなったのは、息子さんが中学生3年の時でした。
もともと、2004年5月からヒーリングサロン「Olive Mint」で心理セラピストとして活動されていた山永和子さんでしたが、息子さんの学校で一部の生徒の問題行動があり、自分にとっても他人事ではないと感じたのです。
そこから学校に地域にと奔走し、学校に見守りボランティアを立ち上げたりもしました。
ですが、虐待や貧困など深刻な状態にある子供をどうにかしたいと思っても、行政の壁が立ちはだかったのです。
そこで山永和子さんは、「何の資格もない町のおばさんが掛け合っても、相手にしてもらえない」と思って一念発起！
社会福祉士の資格を取得するため40歳を過ぎてから大学に入学。
学びながら、2015年5月に株式会社TO・BI・RA設立、「あそび＆まなびサロン と・び・ら」開設。
同年11月に、「だがしやかなん」の開店にこぎつけたのでした。
そして2017年に社会福祉士の資格を取得しDSW（駄菓子屋ソーシャルワーカー）として活動を始めました。
ちなみになぜ駄菓子屋なのかというと、子供たちはもちろん、その親や祖父母世代ともゆるやかに関わっていくことが出来るからだそうです。
確かに、スクールカウンセラーや児童福祉施設などと話さなきゃいけないとなると、子供も大人も身構えてしまい、うまく話せなくなってしまうこともありそうですよね。
ですが駄菓子屋だったら、自然体の子供の様子を見ることが出来ますし、相談をする方も、構えることなく立ち話感覚で話せるかもしれません。
そんな環境を、だがしやかなんが作ってくれているのですね♪
だがしやかなんの店の場所は東久留米のどこ？
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- 店名：だがしやかなん
- 住所：〒203-0052 東京都東久留米市幸町1-5-23
- 電話番号：042-453-0048
- 営業時間：14:00～17:00
- 営業日：水曜、日曜
- 公式HP： https://to-bi-ra.com/kanan/dagashiya-kanan
だがしやかなんは、地域の小さな子供たちに駄菓子を売っているというだけでなく、中高生や大人も気楽に立ち寄れる場所となっています。
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営業日や営業時間は、基本的に水・日の14時から17時です。
その他の日も、山永和子さんは様々な活動をされています。
【かなん相談】
かなん相談では、ご家族、人間関係、仕事、子育て、不登校やひきこもりなどのご相談を承っております。
セラピストとしての経験、DWS（社会福祉士・駄菓子屋ソーシャルワーカー®︎）である“かなん店長”にお気軽にご相談ください。
毎週金曜日に、完全予約制で相談を受けていらっしゃいます。
- トライアルコース…3,000円（60分程度）
- すっきりコース…10,000円（90分程度）
- チャイルドコース（18歳以下、原則大人同伴禁止）…3,000円（60分程度）
- あそび＆まなびサロンとびら…セミナーや不登校のお子さんを持つ親の会などを開催
【ひらけごま！】
不登校の子供たちに寄り添う場として開かれたのが、フリースクール「ひらけごま！」です。
詳細は以下でご紹介しますね！
ひらけごま（フリースクール）とは？
- 名称：ひらけごま！
- 開催日：月曜・木曜・土曜
- 時間：11:00～17:00
- 対象：小学1年生～中学3年生（定員6名）
- 料金：要問合せ
- 問い合わせ電話番号：042-453-0048
- 問い合わせメール：info＠to-bi-ra.com
学校へ行っていないお子さんやご家族のご相談や「場」としてご利用いただけます。
大人が見守る安全な空間で、お子さんのペースに合わせて学習の時間を設け、見守りながら一緒に考えます。
お話したり、遊んだり、学んだりしながら一緒に過ごし、お昼ご飯を食べて帰ります♪
お子さんとご家族のお気持ちを伺いながら、必要な場所へつないでいく、架け橋の「場」です。
学校や友達には話せないようなことも、ゆっくりした時間の中で聞いてもらうことが出来そうな空間ですね。子供たちのペースに合わせてくれるので、無理に周囲に合わせる必要もないですよ。
また、ひらけごま！に通う子供たちの親のための「親の会 ひらけごま！＋（プラス）」も、2か月に1回のペースで開催されています。（2時間1,000円）
ひらけごま！でもお子さんたちの日々の様子を聞いたり、学校などの施設の活用方法、進路相談などにも乗ってくれます。
お子さんが不登校だと、どうしても親御さんも精神的に参ってしまいますし、何をどこに相談していいか分からなくなってしまいそうですよね。
ですが、山永和子さんは学校や地域ともしっかり連携が取れていますので、安心して相談できそうですね。
駄菓子屋だけどプロのソーシャルワーカーがいるお店「だがしやかなん」。
ただ駄菓子を楽しむこともできれば、本格的にじっくり相談に乗ってくれる相談室にフリースクールまである、悩める子供や家族の心のよりどころになる場所なんですね♪
つらいことがある方は、山永和子さんの優しさに触れてみませんか？
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