秋山木工(秋山利輝)社長の経歴プロフは?丸坊主でソファ作り?卒業生のその後は?【ノンフィクション】

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”一生、人を育てる”ことを大事にし、創業から昔ながらの「丁稚制度」を採用している秋山木工社長の秋山利輝さん。

そんな秋山利輝さんと秋山木工の「丁稚制度」が、2021年2月14日放送の『ザ・ノンフィクション』で取り上げられます!

秋山利輝社長が、今もなお継続している「丁稚制度」とは、一体どんな教育方針なのでしょうか?

そこで、今回は秋山木工社長の秋山利輝さんをピックアップしてみたいと思います。

秋山利輝さんのwiki風プロフィールや経歴、男女問わず丸坊主と言われている「丁稚制度」について、秋山木工卒業生のその後など調査していきますよ!

人を育てることを大事にしている秋山利輝さんが、一体どんな人物なのか迫っていきましょう~。

秋山木工(秋山利輝)社長の経歴プロフは?

まずは、秋山木工社長の秋山利輝さんのことを知ってもらうために、wiki風プロフィールから紹介していきましょう!

出典:https://twitter.com/

  • 本名:秋山 利輝(あきやま としてる)
  • 生年月日:1943年生まれ
  • 年齢:77歳or78歳
  • 出身地:奈良県明日香村
  • 最終学歴:中学校卒業
  • 家族構成:嫁
  • 職業:家具職人 会社社長 秋山学校代表理事 101カレッジ校長
  • 勤務先:有限会社秋山木工

以上が、秋山木工社長の秋山利輝さんのwiki風プロフィールとなります。

秋山利輝さんは、2021年2月14日放送の『ザ・ノンフィクション』に出演されるのですが、実は過去にもテレビ番組に取り上げられたり、著書も出版されているのですよ!

出典:https://www.nnlife.co.jp/pedia/succession/akiyama_20200221

ただ、芸能人というわけではないので、プロフィールに関しては最低限のみしか公表されていませんでした。

秋山利輝さんのプロフィールも気になるところですが、やはり一番気になるのは彼の経歴ではないでしょうか?

出典:https://www.nnlife.co.jp/pedia/succession/akiyama_20200221

そこで、秋山木工の社長として、長年に渡り「丁稚制度」を採用している秋山利輝さんが、どんな経歴を刻んできたのか調べてみることに・・・。

1943年に奈良県明日香村に誕生した秋山利輝さんは、明日香村の中でも有名な貧乏一家に育ったとのこと。

秋山家は、8畳一間に家族8人で貧乏生活していたため、秋山利輝さんは小学4年生の頃には新聞配達のアルバイトをしていたというのです。

小学4年生でアルバイトをしていたなんて、今のご時世ではなかなか考えられないことですよね~。

そんな秋山利輝さんは、勉強は全く出来なかったのですが、手先が凄く器用で工作が得意だったのです!

そのため、自宅の家の修繕は彼の役割だったのですが、その腕前は近所で評判になるほどだったとのこと。

すると、中学卒業を控えた秋山利輝さんに、大きな転機が訪れたのです。

出典:https://times.abema.tv/news-article/2554116

その大きな転機というのが、大阪の家具職人のもとで丁稚修行をするという話しだったのですよね~。

家具職人の丁稚修行を受けることにした秋山利輝さんは、大阪の注文家具屋に就職し家具職人の経歴をスタートさせたのです!

その後、7年間に渡る丁稚修行を終えた秋山利輝さんは、東京にある大手デパートの家具製作を行う株式会社三越製作所の木工部門へと転職。

この頃に、秋山利輝さんは結婚されたそうですが、嫁の名前や年齢、顔画像、現在子供がいるのかどうかはわかりませんでした。

株式会社三越製作所で5年ほど勤めたのちに、川崎市鷺沼で注文家具を作る家具メーカーとして、27歳の時に有限会社秋山木工を立ち上げ独立したのです!

出典:https://www.nnlife.co.jp/pedia/succession/akiyama_20200221

有限会社秋山木工を立ち上げた秋山利輝さんは、1977年に職人を独立させることで、有限会社昼川木工や有限会社塚原木工を設立し、秋山木工グループを作り始めたのですよね~。

それと同時に、新入社員研修制度を設け、家具職人の養成をスタートさせたのです。

この1977年の経歴は、”一生、人を育てる”という秋山利輝さんの思想が、形になった瞬間と言えるのではないでしょうか?

家具職人の養成を行いつつ、会社としての業績も順調に拡大させていくと、1998年には本社を横浜市都筑区へと移転させます。

すると、秋山木工は宮内庁や国会議事堂、大手デパートや高級ホテル、美術館などの注文を受けるほどに成長していったのですよ!

さらに、若手家具職人を育てるために、新人社員研修制度に続き、2010年には一般社団法人秋山学校を設立し、秋山利輝さんは代表理事を務めているのです。

そして、秋山利輝さんの新たな試みとして、2020年には不登校児や引きこもり者の人達を対象に、就労支援(教育)を目的とした101カレッジを設立されたのですよね~。

出典:https://www.nnlife.co.jp/pedia/succession/akiyama_20200221

秋山利輝さんは、101カレッジの校長を務めているとのことです。

101カレッジは、長崎県田島という小さな無人島を拠点に、農漁村滞在型の半年間の職業インターンを行うという取り組みで、授業料は無償で20種類もの様々な職業体験ができるとのこと。

この101カレッジは、秋山利輝さんの新たな試みとして、今後間違いなく注目を集めると思いますよ!

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秋山木工では丸坊主でソファ作り?

出典:https://times.abema.tv/news-article/2554116

秋山利輝さんが社長を務める秋山木工では、家具職人を育てるための「丁稚制度」が大きな話題となっています。

秋山利輝さんが約50年も行っている「丁稚制度」については、正直賛否両論の意見が飛び交っているのですよね~。

では、秋山木工で実際に行わている「丁稚制度」とは、一体どんな内容なのでしょうか?

  • 丁稚期間(約5年間)は正月とお盆(10日間ほど)以外の帰省禁止
  • 携帯電話・パソコンの使用禁止(電話・メール禁止)
  • 男女問わず頭は丸坊主(丸刈り)
  • 恋愛禁止
  • 親からの仕送り・小遣い禁止
  • 上の者(上司)の言うことには全て従う
  • 毎朝ランニング(1,5km~2km)をする
  • 風邪を引いたらクビ(2回目で減給、3回目でクビ)

上記の「丁稚制度」以外にも、秋山木工の職人心得30カ条というものもあるとのこと。

さらに、「丁稚制度」には、家具製作の技術習得はもちろんのこと、習字やそろばんなども行うそうです。

唯一許されているのは、毎日の活動報告や反省を大きなスケッチブックに書いて、それを家族と交換することだけだそうですよ。

「丁稚制度」の中でも、”男女問わず頭は丸坊主”というのは、かなり大きな話題になりましたね。

出典:https://times.abema.tv/news-article/2554116

秋山木工に就職した方は、丁稚期間の間は丸坊主でソファや家具などを作ることになるのです!

おそらく、多くの方が”丸坊主はソファや家具を作るのに関係ないだろう”と思っているでしょう。

ただ、この「丁稚制度」については、秋山利輝さんが実際に経験した丁稚修行が大きな影響をもたらしていて、彼いわく”職人に求められるものは、技術が4割、人間性が6割”とのことなのです!

出典:https://times.abema.tv/news-article/2554116

そして、「丁稚制度」は人間性の6割を身に付けるために行っているようなものなのですよね~。

確かに、この「丁稚制度」を見たら、今のご時世では賛否両論の声が上がるのも納得できます。

ただ、職人には人間性が重要だと考えている秋山利輝さんにとっては、自分が丁稚修行から得たものが、それだけ大きかったということなのでしょう。

そのため、丸坊主でソファや家具作りをすることにも、ちゃんと意味があると思っているのです!

本当に仕事ができる職人になるためには、この「丁稚制度」で”心技体”を磨くことが一番だと考えているのでしょうね~。

その証拠に、秋山木工ではこの「丁稚制度」について、HP上でもしっかりと詳細を案内しています。

一流の家具職人 | 秋山木工 | 神奈川県 (akiyamamokkou.net)

それを見てもなお、”秋山木工で働きたい”と思える人なら、丸坊主でソファや家具作りをすることは、それほど苦に感じないのではないでしょうか?

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秋山木工卒業生のその後は?

出典:https://www.nnlife.co.jp/pedia/succession/akiyama_20200221

秋山木工で行われている「丁稚制度」について、多くの方が気になっているのはもちろん、実際に丁稚として働かれている方がどう育っているのかも気になるでしょう。

『ザ・ノンフィクション』では、2017年から秋山木工に丁稚として入社した4人に密着されています!

その一方で、秋山木工を卒業した卒業生のその後が気になっているという方もいるのではないでしょうか?

厳しい「丁稚制度」を無事に卒業した卒業生が、その後家具職人としてどのように活躍されているのか気になりますよね~。

そこで、秋山木工の卒業生のその後について調べてみることに・・・。

調べてみたところ、実際に「丁稚制度」を行っている人の密着や特集はあっても、卒業生のその後を追った特集やインタビューなどは見当たりませんでした(※修了式に密着した記事はありました)!

秋山木工では、1年目は丁稚見習いとして働き、2年目から5年目は丁稚として心技体を身に付け、6年目から8年目は職人として働くのですが、9年目になると強制的に秋山木工から卒業(退職)させられるのです。

秋山木工を卒業した職人たちは、独立する人もいれば、他の会社で家具職人として再就職する人もいますし、中には世界挑戦へと羽ばたく人もいるのですよ!

「丁稚制度」にも驚かされましたが、自身が手塩にかけて育てた職人を、9年目には秋山木工から強制的に卒業させるというシステムにも驚かされますよね~。

秋山利輝さんいわく、”秋山木工で8年修行したら、よそで15年修行したくらいの腕前にはなる”とのこと。

また、”職人として一人前に育ったのなら、自分の下でずっと働いていてはいけない!”という考え方から、秋山木工では9年目には強制的に卒業(退職)となるのです。

では、秋山木工を卒業した卒業生たちはどうなっているのでしょうか?

出典:https://www.akiyamamokkou.net/

秋山木工を卒業した卒業生は、秋山木工を卒業しても秋山利輝社長とは繋がっている方が多く、中には出戻って工場長に就任したというケースもあるとのこと。

また、秋山木工の卒業生が国内外の工房に散らばることで、ネットワークがどんどん広がるという利点があるというのです!

おそらく、秋山利輝さんの意志を受け継いでいる卒業生が、国内外の工房にいることで、彼の”人を育てる”という考え方も広まる上に、秋山木工以外にも職人を育てる環境が増えるということなのではないでしょうか?

例えば、秋山木工の卒業生が独立すれば、次の卒業生の再就職先として考えることもできますし、丁稚に課外研修をさせることもできるでしょう。

秋山利輝さんの意志を受け継いでいる卒業生がいることで、さらに幅広い教育ができるようになるのだと思いますよ~。

秋山木工を卒業しても、こうやって秋山利輝さんと繋がっているということは、秋山木工での8年間が充実していた証なのではないでしょうか?

「丁稚制度」の厳しさに、卒業まで至る人は少ないのかもしれませんが、それを乗り越え卒業まで至った卒業生は、秋山利輝さんにとっては宝なのかもしれませんね!

ぜひ、「丁稚制度」に挑んでいる丁稚の人だけでなく、卒業生と秋山利輝さんとの関係性も密着取材してもらいたいです。

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