半藤末利子の現在や若い頃の写真は?結婚した夫や子供・孫はいる?自宅や経歴は?

徹子の部屋

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「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」という書き出しから始まる小説『吾輩は猫である』。

誰もが知るこの小説の作者、夏目漱石の孫でありエッセイストの半藤末利子さんが、2022年5月24日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日)に出演されます。

文豪・夏目漱石の孫として生きる人生って、いったいどんなものなのでしょうか。

今回はその半藤末利子さんを徹底調査していきますよ~。

半藤末利子の経歴や若い頃の写真は?

参照:https://mainichi.jp

  • 名前:半藤末利子(はんどう まりこ)/旧姓:松岡
  • 生年月日:1935年(月日不明)
  • 出身地:東京府(現・東京都)
  • 出身高校:新潟県立長岡高等学校
  • 出身大学:早稲田大学芸術科、上智大学比較文化科
  • 血液型:不明
  • 職業:随筆家
  • 代表作:『夏目家の糠みそ』『漱石夫人は占い好き』

半藤末利子さんは、夏目漱石の長女・筆子さんと、夏目漱石の門下生の一人であった小説家・松岡譲さんとの間に四女として生まれました。

こちらが筆子さんと松岡譲さんです。

参照:https://ameblo.jp

第二次世界大戦中は、父・松岡譲さんの故郷でもある新潟に疎開されていたそうです。

この時のとある出会いが、半藤末利子さんの人生の大きな転機となりましたが、それはまた、後程ご紹介します。

こちらの画像は、「漱石千円札発行の頃」とありますので、1984年~1985年頃ではないかと思われます。

ですので、この画像の半藤末利子さんは、50歳前後でしょうか。

半藤末利子さんは、早稲田大学と上智大学を卒業されています。

お若い時から文筆活動をされていたのかと思いきや、実は、「六十の手習い」と60歳から文章を書き始めたのだそうです!

その作品は、祖父・夏目漱石と祖母・夏目鏡子の素顔を、食卓の一コマと共に綴った『夏目家の糠床』や、母から聞いた、祖父のユーモラスなエピソードを描いた『夏目家の福猫』など、夏目漱石にまつわる作品が多いんですよ。

近代日本の大文豪・夏目漱石が、家庭の中だけで見せていた素顔を垣間見ることが出来るというのはとても魅力的なテーマですよね~♪

2017年9月24日には、夏目漱石生誕150周年を記念して、新宿区立漱石山房記念館名誉館長に就任されています。

参照:https://ameblo.jp

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半藤末利子の現在は?自宅はどこ?

参照:https://president.jp

半藤末利子さんは、2022年5月現在で87歳です。

現在、あまり頻繁にメディアに出られることはありませんが、作家としての活動は続けられていらっしゃるようで、2021年には『硝子戸のうちそと』(講談社)を発表されています。

参照:https://www.amazon.co.jp

この作品は、歯に衣着せぬ半藤末利子さんのユーモアあふれるエッセイで、後半は、夫が亡くなるまでの一年半の記録にもなっています。

毒舌ではありながら、夫への深い愛が詰まっていて、読みながら自然と涙があふれてきます。

実はこれ、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、夏目漱石の最後の随筆『硝子戸の中(うち)』をもじったタイトルなんです♪

参照:https://www.shinchosha.co.jp

こういうところも、半藤末利子さんのユーモアですよね~。

そんな半藤末利子さんが夫と暮らしていた自宅は、詳細は公表されていませんが、世田谷区だということです。

半藤末利子さんは作家ですし、実は夫の半藤一利さんは「昭和史の語り部」とまで言われるほどの、昭和史の専門家であり作家です。

ですから、夏目漱石関連のものと昭和史、戦争関連など、かなりの書物を所蔵した書庫が自宅にあったようです。

参照:https://www.asahi.com

これほどの書庫があるのですから、ご自宅はかなり大きな邸宅なのではないかと思われます。

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半藤末利子の結婚した夫や子供・孫はいる?

参照:https://kumanichi.com

先に少しお伝えしましたが、半藤末利子さんはご結婚されています。

お相手は、半藤一利(はんどう かずとし)さんです。

参照:https://www.businessinsider.jp

半藤一利さんは、東京大学文学部国文学科卒で「昭和史の語り部」との異名を持つほどの、ジャーナリストであり戦史研究家、作家です。

文藝春秋の編集者をされていたこともあります。

2018年には秋篠宮様に乞われて、悠仁様に「太平洋戦争はなぜ起こったか」を講義するため1日家庭教師を務められたというほど著名な方です。

半藤末利子さんと一利さんの出会いは、お二人がまだ幼い頃でした。

半藤末利子さんは、11歳の時に新潟に疎開しています。

そして同じく、5歳年上だった半藤一利さんも父親の成果がある新潟に疎開されており、半藤末利子さんのお兄さんと学友だったのです。

そんな出会いがあり、幼いころから断続的に交流があったのだとか。

そして一利さんから末利子さんへのプロポーズ。

なんとその言葉は「僕の女神様、あなたの奴隷になりたい」でした!

きゃ~、なんとも物凄い求愛ですねぇ。

そのプロポーズを受けた半藤末利子さんは、後にこうおっしゃっています。

私を好きで好きで仕方がないって言うから、本当かなって思いつつ、結婚したんです。じきに飽きられるのではと思ったら、ずっと私に夢中でしたから、ああ、これが人を愛するってことかな、とその時はじめて理解しました。

引用元:https://dot.asahi.com

夫の一利さんは、最期まで半藤末利子さんを大切に愛し続け、妻に対して常に敬語だったのだとか。

お二人の間にお子さんはいらっしゃったようですが、詳細は分かりませんでした。

ですが、お孫さんがいらっしゃり、そのお孫さんの北村淳子さんは現在PHP研究所の編集者をされており、半藤一利さんの最後の著書『戦争というもの』の編集者も務めました。

こちらはその本に関して、北村淳子さんが半藤末利子さんにインタビューをした際の映像です。

おばあちゃんと孫なので、ちょっぴりほのぼのした感じが素敵ですね~。

お孫さんがおじいちゃんを大好きだったことも伝わってきます。

2021年1月12日、90歳で半藤一利さんは自宅で息を引き取りました。

そのなくなる日の明け方、一利さんは「起きてる?」と末利子さんに声を掛けました。

慌てて枕元に座った彼女に対し、遺言のようにこう言ったそうです。

「日本人は、そんなに悪くはないんだよ」
「墨子を読みなさい。2500年前の中国の思想家だけど、あの時代に戦争をしてはいけないと言っているんだよ、偉いだろう」

引用元:https://www3.nhk.or.jp

新潟に疎開する前に東京大空襲を経験し、新潟でも大きな空襲にあった半藤一利さん。

その生涯を通して、反戦の思いを後世に伝えようと、尽力された素晴らしい方でした。

そして同時に、半藤末利子さんにとって最高の夫でもあったのです。

半藤末利子さんの著書『硝子戸のうちそと』の一節に、その愛情が見て取れました。

酔って転倒し、大腿骨を骨折しリハビリに励む夫への、妻からの一言。

『酒がいちばん好き』だの『酒がいまいちばん飲みたい』とホザくから、この男は罰バチが当たったのである。『いちばん好きなのは妻です』と言っておけばよかったのに

引用元:https://pdmagazine.jp

半藤一利さんからの熱烈な求愛を受けて押されるように結婚した末利子さんですが、夫を夢中にさせ怪我の原因ともなった酒に嫉妬めいた思いを抱くほど、末利子さんもまた一利さんを強く愛していたのですね♪

参照:http://www.seiryupub.co.jp

夏目漱石の孫で半藤一利氏の妻、そして自身も人気エッセイストである半藤末利子さん。

これからは、夫が伝えたかった戦争への思いを、今まさに世界に届けなければいけない声を、夫の代わりに伝えていく活動をされていかれるのかもしれませんね。

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