2022年10月に惜しまれながら引退した、日本女子スピードスケートの金メダリスト、小平奈緒さんが、2023年3月1日放送の『徹子の部屋』（テレビ朝日）に出演されます。
引退後はどんな生活を送っておられるのか、気になりますね～。
今回は、小平奈緒さんの経歴、引退理由や今のお仕事、そしてご家族のことなどにスポットを当てていきますよ♪
小平奈緒の経歴やプロフィールは？
- 名前：小平奈緒（こだいら なお）
- 生年月日：1986年5月26日
- 年齢：36歳（2023年3月現在）
- 出身地：長野県茅野（ちの）市
- 出身中学：茅野市立北部中学校
- 出身高校：伊那西高等学校進学コース
- 出身大学：信州大学教育学部生涯スポーツ課程地域スポーツ専攻卒業
- 身長：165cm
- 体重：60kg
- 血液型：A型
- 所属：相澤病院、信州大学特任教授
長野県で三姉妹の末っ子として生を受けた小平奈緒さん。姉たちがスケートをしている姿を見て、3歳から自信もスケートを始めたのです。
1998年、小平奈緒さんが小学5年生の時に開催された長野オリンピックで、8位入賞を果たした女子スピードスケートの三宮恵利子選手に憧れ、彼女を超えるために一生懸命練習に打ち込みました。
茅野市立北部中学2年の時には、500ｍで中学記録を樹立。
全日本ジュニアのスプリント部門では初の中学生王者となっています。
伊那西高等学校に進学すると、スケート部は無かったため同好会で活動していましたが、数々の輝かしい成績を残しました。
長野五輪金メダリストである清水宏保さんの師である結城匡啓コーチのもとで学ぶため、信州大学教育学部に一般入試で進学。
競技に打ち込みながらも勉強を怠ることなく、中高の行員免許も取得されています！
2010年のバンクーバーオリンピックでは団体パシュートで銀メダル。
2018年の平昌オリンピックでは、500ｍで金、1000ｍで銀メダルを獲得。
日本女子スピードスケートで初の金メダル獲得だったんです！
この時、金メダルはもちろんですが、日本中の人々の胸を熱くしたのがこのシーンです。
死力を尽くして戦ったもの同士、
小平は国も民族の域を超えてお互いを称え合う！
本来のスポーツ精神を小平選手は世界に見せつけてくれた！
韓国は日本の金メダルをよく思っていないようだが、是非この姿を見て何か感じてほしいものだ！ 本当に小平選手 人間小平奈緒として誇らしい行動だった！ pic.twitter.com/QDL1CocnwQ— apio (@apio_apio1516) February 18, 2018
金メダルを獲った小平奈緒さん。普通の選手なら笑顔で観客に手を振ってウィニングランをするでしょう。
しかし小平奈緒さんは、銀メダルとなった韓国のイ・サンファ選手が涙する姿を見て、彼女のそばに寄り添い、その肩を優しく抱いて声を掛けていたのです。
結果が全ての競技の世界で、すべての選手が大きなプレッシャーを負っています。
そんな中で友を大切にする小平奈緒さんの姿は「結果よりも大切なものがある」と私たちに教えてくれたのです。
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オリンピック後も日本国内外で数々の記録を打ち立てた小平奈緒さんですが、2022年の北京オリンピック前に右足首を負傷。良い結果を出すことはできませんでした。
そして2022年の10月、長野で開催される全日本距離別選手権をもって引退することを表明。
この大会では女子500ｍで優勝しています。
現在は、信州大学の特任教授として教壇に立つなど、新たなチャレンジを始めていらっしゃいますよ。
小平奈緒の引退理由や今現在の仕事は？
小平奈緒さんは、2022年の10月に引退をされました。
引退じたいは前年から考えていたそうです。
引退の理由については会見で以下のように話しておられます。
「スケートだけで人生を終わりたくないという気持ちが強く、自分が知らない世界があることに興味を持った。長い人生を考えたときに、このぐらいがちょうどいいんじゃないかと考え、ゴールラインを決めることにした」
「シーズンの開幕戦なので次の世代にバトンタッチするのにいい時期だということと、最後に自分のスケートを表現したい場所がやはり地元だった」
北京オリンピックの前にけがをした右足首は回復に向かっていたものの、これからもまだまだ続く人生や世代交代のことも考えて、引退試合は地元・長野で行われる大会を選んだのです。
参照：https://www.shinshu-u.ac.jp
引退後は、母校である信州大学で特任教授として教鞭をとっておられる小平奈緒さん。
他にもスケート教室で教えたり、全国各地で講演会を行うなど、多忙な日々を送っていらっしゃいます。
そんな日々に関して小平奈緒さんは、
「競技者として見えてこなかった世界の景色が見えてきている。社会の中で生きていくことに対して学ぶことがすごく多い。知らないことを知ることに感動できることが、自分を向上させてくれる」
と語っておられました。
競技から離れ新たな世界に踏み出した小平奈緒さんは、これからどんな未来を掴んでいくのでしょうか。
小平奈緒は結婚し旦那がいる？実家(父母)や兄弟は？
【 #小平奈緒 の人びと】
〈小平安彦🍀光子〉
父と母には1人ずつ交代でメダルをかけて。お母さんに電話して「ちょっとメダルまだ見せれないけどごめんね」って言ったら「家族ってそういうもんだから」って言って、はい。
〈TBS『A-Studio』より〉 pic.twitter.com/4wyh32VeVr— スポーツ猫😻🍀 (@Jsportscat) May 28, 2018
小平奈緒さんは36歳（2023年3月現在）ですが、今のところご結婚はされていません。
ご家族は、ご両親とお姉さんがお二人いらっしゃいます。
父親は小平安彦さん。
参照：https://www.kodama-mirai.org
安彦さんは、会社員で運動が苦手な方だったようですが、スケートを始めた小平奈緒さんの「最初のコーチ」で、仕事終わりやお休みの日には熱心に練習を見てあげていたのだとか。
なんと奈緒さんが中学生になるまで、コーチ役をされていたのです！
奈緒さんのスケート人生は、お父さんの愛情から始まったのですね。
母親は小平光子さん。
参照：https://www.kodama-mirai.org
光子さんは、「子どもたちの一番の応援者でありたい」という思いでお子さんたちと接しておられたようです。お母さんがいつも奈緒さんのことを理解し、応援してくれることで、奈緒さんは全力で競技に打ち込むことが出来たのでしょう。
小平奈緒さんにはお姉さんがお二人いらっしゃいます。
長姉が和田千佳さん、次姉が橋詰真衣さんとおっしゃいます。
参照：https://www.kodama-mirai.org
お姉さんたちはそれぞれ41歳と40歳（2023年現在）なので、小平奈緒さんとは少し年の離れたお姉さんなのですね。
お二人が先にスケートを始めており、その姿を見て奈緒さんが3歳の時に姉たちに倣ってスケートを始めたのだそうです。
優しく見守ってくれるあたたかいご家族に支えられ、小平奈緒さんは厳しい競技の世界で頂点に立たれたのですね～♪
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女子スピードスケートで日本初の金メダルをもたらしてくれた小平奈緒さん。
競技人生を終え、次のステージでは一体どんな表情を見せてくれるのか、楽しみで仕方ありません！
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