社会現象にもなったお笑い番組『オレたちひょうきん族』で明るい笑顔を見せていた女子アナウンサー、山村美智さんが2月9日放送の『徹子の部屋』に出演されます。
女子アナから女優へと華麗なる転身を遂げた山村美智さん。
実は、波乱万丈の人生を送っておられたようなのです。
今回はそんな山村美智さんについて調べてみることにしました。
山村美智さんの学歴や経歴、若い頃の画像、番組降板の衝撃理由。そしてご結婚のことまで。
山村美智さんのこれまでを辿ってみましょう。
山村美智のプロフィール!学歴・経歴は?
参照:http://yamamuramichi.jugem.jp/
- 名前:宅間美智子(たくま みちこ)
- 旧姓・旧芸名:山村美智子(やまむら みちこ)
- 生年月日:1956年11月5日
- 出身地:三重県伊勢市
- 学歴:セントヨゼフ女子高校→津田塾大学学芸部英文学科卒
- 血液型:B型
- 配偶者:宅間秋史(元フジテレビ社員、「(株)サンダーストームエンターテイメント」CEO)
山村美智さんは、元フジテレビのアナウンサーで、現在は女優として活動されています。
出身は三重県。高校は私立のカトリック系女子高に通われていましたので、詳細は分かりませんでしたがご実家は裕福だったのではないかと思われます。
大学は津田塾大学へ進学。
学生の時に、ミュージカル劇団「東京キッドブラザーズ」に在籍されてました。
現在は女優として活動されていますが、学生の頃から女優になりたいと思っていたのかもしれませんね。
1980年、大学卒業後にフジテレビに入社。
1981年に始まった『オレたちひょうきん族』で初代ひょうきんアナウンサーに抜擢されました。
担当は「ひょうきんベストテン」。
司会の島田紳助さんとともに進行役を務めました。
1984年、フジテレビ社員であった宅間秋史氏と結婚。
翌1985年には『オレたちひょうきん族』を降板し、フジテレビを退社されフリーになりました。
1987年10月に放送開始をした深夜のニュース番組『FNN DATE LINE』でメインキャスターを務めますが、11月半ばに降板。
その後は女優としての活動を始め、2001年に芸名を山村美智子から山村美智に改名しました。
2003年から2008年は、ニューヨークに滞在され、2007年にオフ・ブロードウェイで自ら脚本・演出の二人芝居『私とわたしとあなたと私』の英語版『I and Me & You And I』を英語で上演。
これは日本人初の快挙だったのだとか!
帰国後はまた日本で女優として活動されています。
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山村美智さんといえばフジテレビの女子アナだったという印象がとても強かったのですが、わずか5年しか在籍していなかったのですね!驚きです!
山村美智の降板理由は放送事故?若い頃は?
山村美智さんの若い頃ってどんな方だったのでしょうか。
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フジテレビに入社し1年後、山村美智さんは『オレたちひょうきん族』のひょうきんアナに抜擢。
この当時は今と違い、女性アナウンサーやタレントさんに対し、セクハラまがいの演出がかなりあったと思われますが、山村美智さんは明るい笑顔で乗り切っておられましたね♪
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また、芸人さんたちは優しく、意外にも(?)紳士的な一面がったようで、番組内でスカートめくりがあったとき、芸人の西川のりおさんは収録後に「ごめんな。大丈夫やった?」と気遣ってくれたそうです。
結婚しフジテレビを退職後、フリーとなった山村美智さんは、深夜のニュース番組『FNN DATE LINE』のメインキャスターになりました。
フジテレビのアナウンサーであった露木茂さんもメインキャスターでした。
この番組は1987年10月に開始されましたが、11月に突然、何の前触れもなく降板されています。
その事件について調べてみました。
降板の理由については2つあったとされています。
①クシャミ事件
11月13日金曜日の放送で、ニュースを読んでいる最中にADが大きな声でクシャミをしてしまい、その声がスタジオ中に響き渡りました。
山村美智さんはその声がツボに入り、「クックックッ」と笑ってしまってなんと30秒間もニュースが読めない状態に!
どうにか「声の調子がおかしいので露木さんに読んでもらいます。すみません」と言って露木茂さんにバトンタッチすることで乗り切ろうとしました。
このことが露木茂さんの逆鱗に触れたようで、「何言ってるんだ」と怒った声で思わずつぶやいてしまいます。
もちろん露木茂さんはその後の進行をしてくれましたが、この番組はまじめなニュース番組でしたので、怒られても仕方なかったですね。
その日の番組の最後には、山村美智さんとクシャミをしたADさんが、二人並んで頭を下げて謝罪もしています。
これが、山村美智さん降板の原因の一つといわれる放送事故でした。
②問題発言事件
クシャミ事件の翌週11月16日月曜日。もともと土・日に出演の無かった山村美智さんは、いつも通り番組に出演されていました。
この日、番組では東京都伊豆大島の三原山噴火から1年というニュースを取り上げていました。
この時山村美智さんは、「あんな島に住まなければいいという人もいますが、生活されている方にとっては大切な故郷ですから」と発言されました。
この発言は何の問題もありません。
むしろ、故郷を思う島民の方々を思いやった発言ですよね。
しかしこの発言の前半部分「あんな島に住まなければいい」というところだけが注目されてしまいました。
その結果、視聴者からも抗議が殺到し、翌日の11月17日には山村美智さんは番組に姿を現さずそのまま降板となりました。
番組内でも、その件には一切触れることがなく、当面の間は露木茂さんが一人でメインキャスターとして番組を進行されていたとのことです。
昔は、芸能人の方などが発言の一部が切り取られて叩かれるなんてことが、結構多かった印象があります。
そのせいで、芸能活動が長期間ままならなくなってしまう方も…。
現在ならSNSがありますから自己弁護ができますが、当時は泣き寝入りするしかなかったことでしょう。
山村美智さんも、自分の真意とは違うように切り取られ、バッシングをされたので相当お辛かったのではないでしょうか…。
山村美智に旦那や子供はいる?
山村美智さんのプライベートにも迫ってみますよ♪
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山村美智さんは、1984年にご結婚されています。
お相手は当時フジテレビ社員だった宅間秋史さんです。
宅間秋史さんは敏腕プロデューサーで数々のドラマや映画などを手掛けていらっしゃいます。
その一部をご紹介しますね。
- 花より男子(1995年)
- CAT’S EYE(1997年)
- GTO(1999年)
- ウォーターボーイズ(2001年)
- 大河の一滴(2001年)
- プラトニック・セックス(2001年)
- g@me.(2003年)
- レイクサイド マーダーケース(2004年)
これはほんの一部ですが、有名な作品ばかりですよね!
お二人の間にはお子様はいらっしゃらなかったのですが、その分、とても仲の良いご夫婦でした。
2019年7月、夫の宅間秋史さんに食道がんが見つかりました。
病院嫌いの方だったようで、見つかった時にはステージⅢ。
手術をして13回の入退院を繰り返されました。胸郭への転移もありました。
その入院生活の中で秋史さんは「1日に7秒間ハグすると絆が強くなるらしい」とおっしゃったことで、ご夫婦は毎日7秒間ハグするように。そのことを山村美智さんは著書『7秒間のハグ』の中で書いています。
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その日も、いつものように、自動販売機の裏で抱き合った。 7秒間抱き合う。「1、2、3、4……」 二人して声を合わせ、囁くように、ゆっくりと、秒数を数える。「5、6、7」 秋史が提案した7秒間のハグ……。 回した手に秋史の背骨の突起が感じられて、細くなっているのがはっきりとわかる。でも、この7秒のハグがあるから、私は全て乗り越えられるような気がした。秋史の温もりが、私の中に入ってジュンワリ巡り、そして、また秋史に戻って行く。きっと秋史も、7秒チャージして、今日も頑張ろうって思ってくれてたんだと思う。
愛する人が病で弱っていく姿を、そばで見ているしかできないことはとても苦しいこと。
でも、7秒間にハグが山村美智さんにも、そして夫の秋史さんにも幸せと強さを与えてくれたのではないでしょうか。
2020年12月18日、1年半の闘病の末、宅間秋史さんはお亡くなりになりました。
山村美智さんは最愛の人を亡くし、3か月くらいは悲しみに暮れて何もできない日々が続いたそうです。
その後、夫のことを書き残したいと思い立ち、ペンを取りました。
それが先ほどご紹介した『7秒間のハグ』です。こうやって秋史さんへの思いを本にすることで、山村美智さんはまた立ち上がって前に進む力を与えられたのかもしれませんね。
大きな喪失を乗り越え、前に進みだした山村美智さん。
新たなステージで、今までとはまた違う顔を見せてくれるかもしれませんね!
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