1月12日放送のテレビ朝日「ごはんジャパン」に、和菓子界の重鎮である佐々木勝さんが出演されます。
美しい和菓子を作る佐々木さんのお店「菓匠 京山」があるんですが、その場所や口コミも調べてみたよ。
佐々木勝(和菓子)のwiki風プロフィール
出典:和菓子職人 佐々木勝
本名 佐々木勝 (ささき まさる)
生年月日 1945年
出身地 北海道小樽市 (樺太:からふと)
漁師の4人兄弟の末っ子として、佐々木さんは終戦直前の樺太に生まれました。
しかし、佐々木勝さんが生後1か月の時、父親が他界してしまい、母親一人の力で生活されてきたそうです。
元々和菓子の世界とは縁がなかったという佐々木さん。
知人の計らいから小樽市にあった「高山菓子舗」に就職したことが和菓子職人になったきっかけです。
幼いころから、手先が器用だったそうですが、重鎮と呼ばれるまでになられたのは、中学校を卒業しすぐ、母を楽にしてあげたいという気持ちから必死で努力されてきたからなんだとか…。
朝は誰よりも早くお店に入り、15歳から修行を続けて5年後、政財界・花柳界御用達である、高級和菓子「塩野」で働き、20代の若さで「塩野」の職長まで上り詰められたそうです。
元々器用な方だったからできたのかと思えば、佐々木さんのお弟子さんは、こう話されています。
何の仕事をしても師匠の半分以下。師匠の仕事ぶりは段取りも含めて凄すぎて、天才だからできるんだと在職中は思っていました。
出典:和菓子の本棚
佐々木さんは、人間的にも真面目で努力家、そして、お弟子さんから絶大な支持を受けているお人柄なんだそうです。
冬の通学は、1m先も見えないほどの強烈な吹雪の日でも、4kmの山道を休まず通い続けた
出典:和菓子の本棚
戦争後を生き抜いた、壮絶な幼少期の日々が佐々木さんの精神を強くされたのではないでしょうか?
ほとんど機械も使わず、手作業で和菓子を作るのって本当に、職人技ですよね。
「弟子の仕事を見れば師匠が分かる。今までいろんな名人の先生に出会ったけれど、人格的にうちの師匠以上の人はいません。師匠の名に恥じない仕事をしたい。有名になったり、金持ちになると暮らしぶりや言動が変わる人がいますが、そういう人は一流じゃないと私は思います。仕事は心でするもの。『実るほど頭を垂れる稲穂かな』ではありませんが、和菓子の世界で名人になった人は皆、腰が低いですよ」
「その人の生き様が菓子にでる」
「菓子は人なり」
「いい菓子を作ろうと思ったら、人間を磨かなきゃいけない。」
出典:和菓子の本棚
佐々木さんの口癖なんだそうですが、とても心を感じられる言葉ですね。
佐々木勝さんのつくる和菓子には魂が込められているんだと再確認させられます。
佐々木勝(和菓子)が作る和菓子が凄い…お店「菓匠 京山」の口コミや場所は?
そんな魂のこもった美しい和菓子、食べてみたいですよね…。
美しい和菓子は市川の菓匠京山さんのもの。和菓子の匠。 pic.twitter.com/jYqYTl1w2d
— hanamizuki_carving (@hanamizukicarve) 2018年8月16日
食べるのがもったいないほど美しいです!!
佐々木勝さんが、経営なさっているお店「菓匠京山」(かしょうきょうざん)の場所はここです。
住所: 〒272-0115千葉県市川市富浜2-5-3
電話番号: 047-359-8888
営業時間: 9時30分~19時
駐車場: 1台
新聞などにも掲載されている超有名店です。
和菓子一筋、50年以上…絶対美味しいですよね!!
こちらで人気なのは塩どら焼きなんだそうです。
あの高田純次さんも絶賛されていたようですよ。
宮本武蔵の意を表した代表名菓の武蔵鐔(むさしつば)、
皇太子さま、雅子さまのご成婚を記念して作られたという
鴨場の月(かもばのつき)なども人気
出典:菓匠京山に行ってきました!
たくさん買い込んでしまいそうですね^^
私も行ってみたいなぁ・・・
佐々木勝(和菓子)がごはんジャパンに出演!
そんな人間的にも素敵な佐々木勝さんが、ごはんジャパンに出演されます。
1月12日の放送では、野県北安曇郡の桜仙峡で受け継がれてきた「桜仙峡あずき」を使っておしるこや、春の和菓子を作ってくださるようです。
この桜仙峡あずきは、日本古来の希少な在来種のあずきだそうで、佐々木さんもほれ込んだ食材なんだとか。
ポリフェノールがいっぱいで健康にいい小豆、食べてみたいですね~。
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