片桐邦雄(ジビエ猟師)のお店の場所や通販の種類は?プロフや年収は?嫁や息子はいる?/プロフェッショナル

プロフェッショナル 仕事の流儀

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近年、野生のイノシシやシカなどの肉を用いるジビエ料理が話題ですが、その世界で「ラストハンター」と呼ばれる猟師がいます。ジビエ猟師・片桐邦夫さんという方で、3月8日放送のNHK総合『プロフェッショナル 仕事の流儀』で特集されます。

猟銃ではなく罠で獲物を獲るというスタイルの片桐邦夫さん。

そのスタイルはもちろん、実はジビエ料理人としても注目されているんです。

今回はその片桐邦夫さんにフォーカスを当ててみましたよ。

プロフィールや年収、ご家族のこと、そして経営されているお店の場所や通販まで!

片桐邦夫さんの素顔に迫ります。

片桐邦雄(ジビエ猟師)のプロフや年収は?

参照:https://wr-salt.com

  • 名前:片桐邦夫(かたぎり くにお)
  • 生年月日:1951年7月27日
  • 出身地:静岡県
  • 学歴:不明
  • 血液型:不明
  • 職業:漁師、養蜂家、飲食店経営者

2019年に放送されて話題になった、木村拓哉さん主演のTBS系ドラマ『グランメゾン東京』。

その第3話に石丸幹二さん演じる伝説のジビエ猟師が登場するのですが、そのモデルとなったのが、片桐邦夫さんです。

猟師生活はなんと49年にもなるのだとか!

ドラマの中で石丸幹二さんが着ていた衣装のほとんどを片桐邦夫さんが提供されたのだそうです。

また、あの伝説のグルメ漫画『美味しんぼ』でも片桐邦夫さんが紹介されていましたし、松本人志さんが司会を務めるTBSの『クレイジージャーニー』にも出演されました。

その道では、かなり有名な方なのです!

片桐邦夫さんの猟は、猟銃を使わず、罠を使用します。

秋から冬は山に入り、日々イノシシやシカを獲っている片桐邦夫さん。

動物の通り道に「くくり罠」というものを仕掛けます。

動物がその上を踏むと、足にワイヤーがかかって捕獲するというものです。

参照:https://wr-salt.com

簡単な方法に思えますがこれはかなり難しい方法なのです。

その理由は主に以下のものが挙げられます。

①けもの道を見つけるのは非常に困難

②イノシシは特に匂いに敏感で、人間の痕跡を完全に消す必要がある

③イノシシは凶暴で、生け捕りは命がけ

ではなぜ、片桐邦夫さんは罠を使った生け捕りにこだわるのか?

それは、より安全で美味しいジビエ料理を提供するためです。

生きたままの獲物を片桐邦夫さんが経営する店「竹染(ちくせん)」の作業場まで運び、そこで屠殺、血抜き、解体、精肉、調理までします。

衛生的な環境でしっかり血抜きなどの処理をすることで、新鮮でジビエ特有の臭みがない肉をお客様に提供できるのです。

そしてもう一つ理由があります。

それは、「害獣として毛嫌いされる獣を、最高の食材にしようとする」こと。

その思いがあるからこそ、「命をいただく」ということに最大の敬意を払い、イノシシやシカの肉を一番おいしい状態で食べてもらおうと、罠猟にこだわっていらっしゃるのですね。

ちなみに、片桐邦夫さんの年収ってどれくらいになるのでしょう?

通常、イノシシやシカは害獣駆除として1匹あたり数千円の補助金が出ます。

そしてその獲れたものを肉屋等に卸すことで収入を得ます。

しかしその収入は決して高くなく、猟師の狩猟期間の収入としては、100~150万円程度ではないかと言われています。

しかし片桐邦夫さんは、自分で獲った獲物を自分の店でお客さんに出していますので、猟師としてではなく飲食店経営者としての年収を考えた方が近いかもしれませんね。

個人の飲食店経営者の平均年収は、560万円~620万円といわれています。

片桐邦夫さんの店では、希少な天然のジビエが提供されていますが、自身が山に分け入って獲物を獲るため、獲れないような日もあるでしょうし、決して安定供給とは言えないでしょう。

しかも、お店のメニューの値段も良心的で決して高くないんです!

片桐邦夫さんには猟師、ジビエ料理人の他にもう一つの顔があります。

それは、養蜂家です。片桐邦夫さんが経営する店でも、そのはちみつが料理に使われたり、店頭で販売されたりしています。

参照:https://3110bisou.com

ただ、養蜂家は決して儲かる商売ではありません。

片桐邦夫さんは猟師・料理人としての仕事がメインのようですので、養蜂ではそれほど収入があるようには思えません。

ですので、片桐邦夫さんの年収は600~700万円前後ではないかと考えられますね。

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片桐邦雄(ジビエ猟師)に嫁や息子はいる?

参照:https://www.minkyo.or.jp

片桐邦夫さんには奥様と二人の息子さんがいらっしゃいます。

他のご家族がいるかどうかは分かりません。

奥様は三保子さん、長男は尚矢さん、次男は真矢さんとおっしゃいます。

参照:https://instagrammernews.com

ご家族に関する情報はほとんど公開されていませんでしたが、普段はご家族で「竹染」を経営されていて、2年前からは次男の真矢さん(当時35歳)が片桐邦夫さんの猟の弟子になったそうです。

何日も山を歩き回っても、一匹も獲れないこともあるという過酷な狩猟の世界で、さらに難しい方法である罠猟を続けている片桐邦夫さん。

ラストハンターと呼ばれている方ですが、その伝統と腕、そして思いを受け継ぐ息子さんがいらっしゃるのですね!

頼もしい~。

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片桐邦雄(ジビエ猟師)のお店の場所や通販の種類は?

ジビエ料理人としても今年49年目という片桐邦夫さん。どんなお店を経営されているのでしょう。

参照:https://3110bisou.com

  • 店名:寿司割烹 竹染(ちくせん)
  • 住所:〒431-3314 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣2177
  • 電話番号:053-926-2572
  • 営業時間:11:00~13:00、17:00~21:00
  • 定休日:月曜日
  • 公式HP:https://www.chikusen-katagiri.com/

※来店・料理は完全予約制です。

コロナの影響で店休日、営業時間は変更になる可能性があります。必ず店舗にご確認ください。

竹染のメニューは以下のようになっています。料金は税別です。

猪鍋 しゃぶしゃぶ付き 1人前 3,500円
すっぽん鍋 1台(2~4人前) 15,000円
鴨鍋 1台(2~4人前) 時価14,000円~
うな重 7,000円
シカヒレステーキ膳(ヒレ5枚・ご飯・味噌汁・小鉢・野菜・漬物・フルーツ付き) お問い合わせください
天然物おまかせコース 1人前(季節により内容は変わります) 7,000円~
各種御宴会料理 1人前(ご予算に応じます) 4,000円~

季節や、獲れた獲物によって料理の内容が変わることがありますので、お問い合わせくださいね。

秋から冬の狩猟期間中はイノシシやシカを、春から夏は天竜川に船を出し、アユ・ナマズ・ウナギを獲って店で提供されています。

また、竹染さんでは公式HPで通販もされています。

片桐邦夫さんが獲った遠州産のイノシシ肉、シカ肉、鴨肉、鮎を販売されてます。

これも季節によっておいているものが変わりますので、HPでご確認くださいね。

お取り寄せできる商品の一部をご紹介しますと

天然イノシシ三枚(バラ)肉 1.5kg 12,000円
天然イノシシももブロック肉 1kg 6,000円
天然イノシシ生モツ(塩味付き・焼き用) 100g当たり 700円
天然シカ肉 1kg 8,000円
天然シカ肉味付きリブ 1kg 7,000円

※消費税、送料別です。

普通のスーパーや近所の精肉店では決して手に入らない天然のジビエです。

お店で提供されるものもお取り寄せのものも、片桐邦夫さんが衛生面に細心の注意を払い、素早くそして的確に処理をされているので、本当に臭みがなくサラッとしていて、絶対にレバーが食べられなかったという人も、竹染のレバーなら美味しく食べられた!という声まであるんです。

実は私も、近所の方からイノシシ肉をいただいたことがあるのですが、どうしても臭みが強くて食べるのに苦労した経験があるんですよね~。

竹染さん、一度訪れてみたい!

参照:https://www.bs-asahi.co.jp

命がけでイノシシやシカと知恵比べをして、命をいただくということに最大の敬意を払うハンター・片桐邦夫さん。

きっと、私たちがいつの間にか忘れている大切なことを思い出させてくれることでしょう。

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