ヴァイオリニスト、作曲家、女優というマルチな才能を持つ川井郁子さんが、2022年5月31日放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演されます。
番組では、金メダリスト・羽生結弦選手が川井郁子さんの楽曲を使用した経緯やお子さんのことをお話しされるということですよ。
今回は、そんな世界的ヴァイオリニストの川井郁子さんについて徹底調査!
川井郁子さんの経歴やその実力、結婚・離婚と娘さんのこと、そして、重病説やご両親に関してご紹介していきますよ。
川井郁子の経歴やプロフィールは?実力は?
- 名前:川井郁子(かわい いくこ)
- 生年月日:1968年1月19日
- 出身地:香川県高松市
- 出身高校:高松第一高等学校音楽科
- 出身大学:東京藝術大学卒、同大学院修了
- 身長:不明
- 体重:不明
- 血液型:B型
- 所属事務所:アイケイ・オフィス
4歳からピアノを、6歳からヴァイオリンを始めたという川井郁子さん。
地元高校を卒業後、名門・東京藝術大学に進学されました。
クラシック音楽は、「作曲家の意図を忠実に表現すること」と「楽譜通りに演奏すること」が基本です。その中にあって、川井郁子さんは「自分らしい演奏」をできないために鬱々としていたのだそうです。
しかし、運命の出会いが!それがタンゴの革命児アストル・ピアソラの曲でした。
それまでのアルゼンチンタンゴにジャズやクラシックの要素を取り入れ、新たなタンゴの世界を創り上げたピアソラ。
伝統を愛する人々に罵倒され罵られても、独自の道を追求した彼の音楽に触れたとき、「枠にとらわれていたのは自分だった」と気づかされたのです。
そして、日本デビューの話が来た時に「やりたいことがある!」とスタッフを説得。
熱意が通じた川井郁子さんは、デビューアルバムの制作のすべてを任されました。
2000年、10曲中6曲の制作を任されたデビューアルバム『The Red Violin』。
情熱的でエモーショナルな演奏は「知識に縛られないコード進行の面白さがある」と高い評価を受けました。
2001年4月~大阪芸術大学芸術学部音楽学科教授就任。
NHK交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団など日本国内はもちろん、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、ニューヨーク・シンフォニックアンサンブルなど海外の有名なオーケストラとも共演をされています。
2007年『川井郁子 Mother Hand 基金』を設立。定期的にチャリティーコンサートを開いたり、難民キャンプを訪問するなどの社会奉仕活動も積極的に行っています。
2013年には、吉永小百合主演の映画『北のカナリアたち』では第36回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞。
2014年にソチで開催された冬季五輪では、あの羽生結弦選手がエキシビションで、川井郁子さんがチャイコフスキーの『白鳥の湖』をアレンジした『White Legend』を使用されたことが有名です♪
2017年にリリースされた川井郁子さんのアルバム『LUNA』には、羽生結弦さんから素敵なメッセージが届いたんですよ♪
『ホワイト・レジェンド』が3.11後の私のスケートの原点であり、本当に特別な曲です。毎回、感じる曲の凛とした強さと美しさを表現できていればと思います。この「ホワイト・レジェンド」という曲に巡り合うことができ、また、滑ることができ本当に幸せです。
川井郁子さんは、女優としても活動されていて、1998年には役所広司さん主演の映画『絆-きずな-』で批評家大賞新人賞を受賞。
1999年には遠野凪子さん主演の連続テレビ小説『すずらん』にも出演されていました。
本当に多彩で豊かな才能の持ち主なのですね~。
川井郁子の離婚理由や結婚した元夫と娘の現在は?
川井郁子さんのご結婚に関して調べてみました。
川井郁子さんは、2005年11月に医師の高柳広(たかやなぎひろし)さんと結婚されています。
参照:http://www.osteoimmunology.com
高柳広さんは、東京大学医学部を卒業された整形外科医で、骨免疫学の開拓者であり、リウマチの研究でも名高い方です。
現在は、東京医科歯科大学の教授も務めておられます。
お二人は、お互いの知人の紹介で1997年に知り合ったそうです。
その後、川井郁子さんのお父様の病気の相談に乗ってくれたことがきっかけで距離が縮まり、結婚となりました。
2006年6月20日第一子である長女の花音さんが生まれています。
しかし、2013年3月離婚。離婚の理由は公表されていませんが、優秀なお医者様と世界的に活躍するヴァイオリニストの奥様ですから、お互いに多忙で生活のすれ違いが起きていたのかもしれませんね…。
娘さんの花音さんは、川井郁子さんと一緒に生活されています。
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花音さんは現在15歳(高1)ですが、幼い頃に両親が離婚しているうえ、お母さんの仕事が忙しかったせいか、とってもしっかりした娘さんのようです。
中学3年になった今では、夜に朝食とお弁当のおかずを用意しておくと、朝は私を起こすことなく1人で学校に行きます。夜中に創作や演奏をしている私を気遣って、「何かあったら声をかけてね」と手紙も書いておくのに返事ももらえず、私は「逆ネグレクト」って言っています(笑)。「我が子がずっと話しかけてきて、自分のことができず煩わしい」なんて言う方には羨ましさを感じますね。
しかし、決して疎遠な関係ではなく、お互いにリスペクト市合っている関係のようで、川井郁子さんの舞台に関して、花音さんがアドバイスやアイデアをくれることもあるんだとか!
もちろん、ヴァイオリンを習っていらっしゃるかと思いきや、楽器の演奏にはそれほど興味がないようです。
ギターでお母さんと共演されることもあるようですが、それよりも、舞台に立って演技をしたり、絵を描く方が好きなようで、海外留学も考えておられるようです。
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15歳とは思えない迫力ですよね!クリスマスプレゼントに全作品集を買ってもらうほど、ピカソが好きなんだそうです。
川井郁子さん曰く、「お父さんに似て頭が良い」花音さんですが、芸術性はお母さん譲りなのでしょう♪
川井郁子が白血病で病気に?実家(父母)はどんな人?
川井郁子さんを検索すると、「白血病」というワードが…。
本当なのでしょうか。
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結論から申しますと、川井郁子さんが白血病だという事実はありませんでした。
実は、先にご紹介した元旦那さんの高柳広さんとの馴れ初めで、川井郁子さんのお父さんのご病気に関して相談に乗ってもらっていたとお伝えしましたが、その病気が白血病だったのです。
この病気のため、残念ながらお父さんは2002年に他界されています。
このことが、「川井郁子さんが白血病」だったと言われる原因で、川井郁子さんがこれまで大きな病気をされたということはありませんでした。
さて、そんな川井郁子さんのお父さんですが、幼いころから娘さんにピアノやヴァイオリンを習わせ、世界的な音楽家に育て上げたのですから、さぞかしお金持ちの方なのかと思いきや、なんと、普通のサラリーマンだったようなのです!
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母の4歳からピアノを習い始めていましたが、ラジオから流れるヴァイオリンの音色に魅了された川井郁子さん。
ご両親に半年間ねだり続けて、習わせてもらえることになりましたが、往復6時間かかるところにしか教室はありませんでした。
ですが、高校卒業までレッスンに通い続ける生活を続けられたのだそうです。
大学入学前には、低規定に東京に通ってレッスンを受けていました。
川井郁子さんのヴァイオリンに対する情熱はもちろんのこと、ご両親のサポートもかなりのものだったと思われます。
ご両親の愛情をたっぷり受けた川井郁子さんだからこそ、素晴らしい音楽を奏でることのみならず、チャリティーなどの社会奉仕活動にも熱心になられたのかもしれませんね。
音楽家として世界各地を飛びまわりながら、シングルマザーとして娘さんとの生活も大切にされている川井郁子さん。
母とは違う道を志す娘さんから、新たなインスピレーションを得て、川井郁子さんの表現の世界は、これまでとはまた違った一面を見せてくれるかもしれません♪
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