ただアコーディオンを演奏するだけでなく、観客とおしゃべりしたり、時には一緒に乾杯したり(笑)というスタイルで大道芸をしている、あんざいのりえさん(アコる・デ・ノンノン)が、2022年4月10日放送のフジテレビ系『ザ・ノンフィクション』に出演されます。
今回は、大道芸人であり、シングルマザーであり、大秒も経験されているいう波乱万丈なあんざいのりえさんを調査していきます。
経歴やお子さんのこと、病気のことなど、あんざいのりえさんの素顔に迫りますよ。
あんざいのりえの経歴や出身校は?
参照:https://accordenonnon.jimdofree.com/
- 本名:安齋礼恵(あんざい のりえ)
- 別名:アコる・デ・ノンノン
- 生年月日:1978年(月・日は不明)
- 出身地:神奈川県川崎市
- 学歴:短期大学児童福祉学科卒(大学名不明)
あんざいのりえさんは神奈川県川崎市出身、44歳(2022年4月現在)の大道芸人です。
あんざいのりえさんがアコーディオンを始めたきっかけは、1997年のカワサキハロウィンでの仮装コンテストで初代チャンピオンになったことでした。
下の動画の7分55秒頃からあんざいのりえさん(向かって右側、ピンクのウィッグの方)が映っていました。
この商品としてイタリア旅行をもらったあんざいのりえさんは、旅先でアコーディオンとの運命の出会いを果たします。
景品のスペイン旅行でバルセロナのランブラス通りで
露天商・ミュージシャン・スタチュー・物乞い・薬の売人・カモを探すスリ、
そして、大道芸人がみんな道を生業にして入り乱れている様を見て
衝撃を受けて、中古のアコを買って日本に帰ったのがきっかけだった。
憧れてた映画のワンシーンがそこにあった。
私も、そこの仲間になりたかった。
日本アコーディオン指導者協会創立者でありアコーディオン指導の第一人者と言われる平山尚(ひらやまたかし)氏に師事しました。
そして、1999年頃から夜の溝の口駅で大道芸を始めたあんざいのりこえさん。
2002年には、公共施設等で活動できる資格を得る「東京都ヘブンアーティスト」のライセンスを取得し、活動の幅を広げます。
2004年には、「アコる・デ・ノンノン」という名で活動を始めました。
その後、日本ではもちろん、海外でも数週間滞在して言葉を学びながら大道芸をされたりしています。
あんざいのりえ(アコーディオン)の夫や子供の現在は?
あんざいのりえさんにはお子さんがいらっしゃるようなので、旦那さまやお子さんについて調べてみました。
あんざいのりえさんの2016年5月のブログにこんな画像と記述を見つけましたよ。
私、妊娠5ヶ月です。
知ってる人もいるかと思いますが
私は2年前に、結婚しました。
でも、色々と訳あって
妊娠を機に離婚しました。
いわば、できっちゃった離婚です。笑
子供は、彼の子です。お腹も大きくなって隠し通せるわけじゃないし
変な噂をたてられるのも困るので
言っちゃいます。
あんざいのりえさんは、2014年にロンドン在住の日本人男性と結婚されました。しかし、妊娠を機に離婚!ご本人曰く「できちゃった離婚」をされたのだそうです。
一般的には「できちゃった結婚」となる方が多いのではないかと思いますが、あんざいのりえさんは離婚を決意されました。
もしかしたら、男性が海外在住のために今後の生活のビジョンが作れなかったのかもしれませんね。
それにしても、ふっくらとしたおなかに手を添えたあんざいのりえさんの笑顔がとっても素敵です!
おなかの赤ちゃんと一緒に、上を向いて明るい笑顔で未来に向かおうという思いが伝わりますね♪
お子さんは、2016年10月4日にお生まれになりました。予定日より3週間も早かったにもかかわらず、2975gと大きくて元気な男の子だったようです。
名前は路人(ろと)君!
あんざいのりえ上野公園LIVE🎵 pic.twitter.com/DMb2PVd0mQ
— まめま (@kow99) March 18, 2017
お子さんが生まれてからは、おんぶして、あるいはベビーカーに乗せたりして、一緒にお仕事♪
ポツリポツリと降り出した雨でスタート
上野 下町風俗資料館前でのヘブン🌸
今日も愉しく過ごしました🎶#あんざいのりえ#アンザイノリエ#ヘブンアーティスト#ヘブン活動 pic.twitter.com/adkPR8kSdZ— ひらのみつとし (@AngPongTanggg) March 26, 2022
ろと君は「座長」としていつもあんざいのりえさんの傍にいて、ショーを盛り上げてくれるようです♪おなかの中にいるときから、ずっとお母さんのアコーディオンを聞いてきたろと君。
きっと、お母さんの演奏が大好きなのでしょうね~。
あんざいのりえ(アコーディオン)の病気が悪化?
あんざいのりえさんは、実は音楽家生命にかかわる病気を経験されていたそうです。
指に違和感があり、よく演奏を間違えるようになったのです。
彼女の演奏を見てきた人にとっては「あなた今までよく間違えてたじゃない(笑)」と言うくらいだったそうですが、自分にだけわかる違和感があったそうです。
そのうちに、人差し指だけが立ってしまったり、指が広がらなくなってしまいました。
整形外科に行っても原因は分からず、観客に悟られないよう、奏法を変えたりしてどうにか過ごしていました。
ですが、2013年に「ジストニア」という診断がおりました。
ジストニアとは簡単に言うと、脳が誤作動を起こし、脳からの指令が正しく指に伝わらなく立ってしまう病気で、音楽家や美容師、大工さんなど、常日頃同じ動きを繰り返す職業の人に起こりやすい病気なのだそうです。
薬物療法でごまかすことはできるのですが、薬を飲むと頭がボーっとしたり、瞳孔が開きっぱなしになってしまったりして、演奏どころではありません。
そこであんざいのりえさんは、2014年3月に手術を受けることを決意!
その手術名は「定位脳手術」。
なんとこの手術、世界でたった一人しかできないという術式で、その先生は幸運なことに、日本女子医大病院の平孝臣先生だったのです!
手術を受けたらすべてが良くなり…というわけにはいきません。
やはり、脳の手術ですからね。
手術の翌日、あんざいのりえさんは早速アコーディオンを手にしましたが、なんと弾き方をすべて忘れていたのだそうです。それどころか自分の名前すら書くことが出来なくなっていました。
手術さえ受ければ、すぐにでも仕事ができると思っていたあんざいのりえさんは、手術の5日後に仕事を入れていましたが、やむなくキャンセル…。
それでも、日々リハビリを頑張り、半年後には仕事復帰が出来ましたが、実は問題はそれだけではありませんでした。
手術する前は、ネガティブで超繊細な性格だったのだそうですが、感情にフィルターがかかったようになってしまい、何か気になることがあっても「まあいっか」「どうでもいい」と思うようになったそうです。
ネガティブだったころに比べたらポジティブになったと言えるので、それはそれでよかったのかもしれませんが、大きく心が動くこともなくなってしまいました。
誰かが自分のために何かしてくれても、自分にとって大きな出来事があっても、どこか他人事のように思ってしまうそうです。
他にも、物覚えが悪くなる、言葉が出にくいなどの症状があります。
周囲の人には決して病気のことを知られまいとしていたあんざいのりえさんですので、昔のあんざいのりえさんを知っている人が術後の彼女を観たら、きっと驚いてしまったことでしょう。
きっと迷惑をかけることもあったかもしれない。
その思いから、病気のことをきちんと伝えようと思ったあんざいのりえさんは、ブログできちんと報告されていました。
1年前の今日。
東京女子医大に入院しました。私の右手には、ミギーがいました。
ミギーはアコーディオンが嫌いです。
演奏の時に出てきて、邪魔をします。
ミギーの本名は、フォーカル・ジストニア。
また、YouTubeでも病気のこと、手術のこと、そして術後のことを語っていますよ。
病気を乗り越え、シングルマザーとして息子さんと新たな人生を歩み始めたあんざいのりえさん。
しかし、突如世界を襲ったコロナ禍のせいで、多くの仕事を失いました。
大道芸人として生計を立てていたあんざいのりえさんは、持続化給付金などを申請したり貯金を切り崩して、どうにか息子さんと二人で生活してきましたが、やはり厳しかったらしく、4月10日放送の番組内では「持病が悪化し体が動かなくなってしまう」という内容があるようです。
ジストニアの影響で、体の具合が悪くなってしまったのでしょうか?
ですが、最近のブログでは息子さんと一緒にイベントで元気にショーをされているようなので、きっと持病は克服されたのでしょう。
日本も徐々にお花見などのイベントができるようになってきましたし、お二人で忙しくされている方が、性に合っているのかもしれませんね♪
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音楽家生命を脅かしかねない大病をし、シンママの道を選び、コロナ禍で苦しい日々を経験し…。
決して安寧とは言えない人生ですが、だからこそあんざいのりえさんの奏でる音楽は、みんなをハッピーにしてくれるのかもしれません!
日本を元気にしてくれるあんざいのりえさんのアコーディオンを、ぜひ生で聞いてみたいものですね。
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