11/11日の日テレで「衝撃のアノ人に会ってみた！」という番組で、４３年間もの間、サバイバル生活を送っていたという洞窟おじさんこと加村一馬さんがテレビに登場されます。
洞窟おじさん？４３年間もサバイバル生活ってどういうこと？
私も聞いたときは、どういうことかさっぱり分かりませんでしたが、実は生い立ちからサバイバルを強いられてきたという波乱万丈な方だったのです。
そんな洞窟おじさん（加村一馬）についてまとめました。
洞窟おじさん（加村一馬）のプロフィール
出典：「洞窟おじさん」こと加村さんとリリー・フランキー
名前 洞窟おじさん
本名 加村一馬
生年月日 １９４６年８月３１日
出身地 群馬大間々町
兄妹 ８人兄弟４男
なんと、１３歳で家出し、足尾銅山の洞窟などを転々としながら４３年間もの間、サバイバル生活を送っていたというものすごい人物なんです。
これだけ聞いたら、ただの作り話でしょ？と思うかもしれませんが、本当にあった事実なんだそうです。しかし、それにしてもよく生き延びてきたな…と思わずにはいられません。
家出のきっかけは、幼少期からの親の虐待だったそうです。
学校でもいじめにあっていたそうで、居場所が無かったというのが大きな理由だと思います。
それにしても、兄弟は８人もいるそうですが、なぜか自分だけひどく殴られたり墓石に縛り付けられたりしたそうです。
親子でも、相性が合わない子供を持つことがあると聞いたことがありますが、そういう事だったんでしょうか？８人も居て生活が貧しかったのはわかりますが、様々なストレスのはけ口にされてしまったいたのかもしれません。しかし、絶対許されることじゃないですよね…。
野山に潜伏し、ヘビをさばき、イノシシに追いかけられるような日々が続く。多種多様なサバイバル術で生き延びていくさまは、感心しっぱなしだ。後から加村さんを追いかけてきたという愛犬シロとの信頼関係には感動もある。
出典：43年間サバイバル生活「洞窟おじさん」注目すべき意外なポイント
家出した時に愛犬シロもついてきてくれたそうですが、１３歳の子供がサバイバル生活で生き延びるなんて、人間の生命力に驚かされますよね。
テレビで見ているサバイバル生活という名の番組が、生っちょろいものに思えてきました…。
洞窟おじさんの今現在と家族や兄妹のその後は？
洞窟おじさんは自分の実体験をまとめた本、「洞窟おじさん」を出版しています。
昭和35年、当時13歳だった少年は両親からの虐待から逃れるため、愛犬シロを連れて足尾銅山の洞窟に家出。人を避け、ヘビやネズミ、イノシシなどを食べて生きることを選んだ…。’04年5月に刊行され、話題を呼んだ『洞窟オジさん 荒野の43年』。あれから11年が経ち、社会復帰を果たした加村さんは群馬県の障がい者支援施設に住み込みで働いていた。彼はなぜ、そこで生きることを決めたのか。「自分のため」ではなく、「他人のため」に生きる喜びを知るまでの55年の軌跡を綴る
書籍は、この本だけでなく、２００４年にも出版され、NHK BSプレミアムでドラマ化されました。
出典：リリー・フランキー&中村蒼“二人一役” SPドラマ『洞窟おじさん』
主役はリリー・フランキーさんなんですが、なかなか雰囲気が合ってますよね！
さらに、今回の番組ではバラエティ番組にも出演されていて、どんどん有名人になっているのが分かりますね。
無一文から、テレビに出るような有名人になるなんて、人生何が起こるかわからないものです。
一方、家族や兄弟に関しては、なにも情報がありませんでした。
洞窟おじさんは現在、７０歳近くになりますが、８人兄弟の４番目だということで、まだ兄弟が生きている可能性は高いと思います。
もしかしてご両親はご存命ではないかもしれませんが、つらい過去ゆえ、探すつもりも無いんだと思います。
バラエティやNHKでドラマ化されたことで、かつての家族に今を知られることになった筈です。
これを見た兄弟は、一体どう思ったのでしょうか？
心中を察することはできませんが、なんとも言えない気持ちにさせられます。
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