1月21日の12時から放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に小山明子さんと大島新さんがゲストで出演されます。
大島新さんは小山明子さんは次男であり、今回の徹子の部屋の出演が初共演なんだそうです。
映画監督・大島新さんの新たな一面が見えるかもしれませんね。
また、大島新さんの大きなキーワードであるネツゲン・ラーメン・情熱大陸という3つのワードにも迫ってみたいと思います。
大島新(映画監督)のwiki風プロフィール
出典:大島新 Twitter
本名 大島新 (おおしま あらた)
生年月日 1969年9月13日
出身地 神奈川県
出身校 早稲田大学第一文学部 卒業
星座 おとめ座
所属 ネツゲン
実はフジテレビに勤めていたことがある大島新さん。フジテレビでは今のドキュメンタリー作風に繋がるような、「NONFIX」「ザ・ノンフィクション」といった番組を担当されていました。
北海道の人気動物番組である、ムツゴロウとゆかいな仲間たちでADもやってたそうですよ。
しかしその後入社4年ほどで、フジテレビを退社してフリーで活動されています。
大島新(映画監督)のネツゲンとは?
大島新さんの「ネツゲン」とは何かというと、自身が代表取締役を務める会社の名前です。ドキュメンタリーを撮る大島さんの熱量を感じるような名前ですね。
出典:株式会社 ネツゲン
元々ドキュメンタリーを撮るのが好きだったという大島新さん。
退職の理由も、民間放送だとドキュメンタリー番組を作る機会がかなり少ないようで、放送枠も少ししかないそうなんです。
プロデューサーではなく自分で取材をするというディレクターの立場でいたかったため、ネツゲンという会社を設立されたそうです。
会社は2003年に設立され、赤坂にあります。
主に、テレビ・映画・CF(テレビや映画のみ)のコマーシャルフィルム、映像などの企画や制作を行っています。
スタッフは大島新さんを含めて、8名で今は新たなスタッフの採用は行っていないようです。少数精鋭なプロフェッショナル軍団といったところでしょうか。
過去にAKBじゃんけん大会のドキュメンタリー「51のリアル」も撮られているんですよね。
作られるものはほぼドキュメンタリーなので、芸能人に1年単位で密着したり、長期のロケが多くなる現場だと思います。
密着することで見えてくるその人物の思いや考え方を大事にして引き出すということは、なかなかできないですよね。
私たちが見たいなと思う人たちの裏側をしっかりと映すために大変な苦労がたくさんあるんだろうなと思います。
ドキュメンタリーって、画面を通して、作り手のエネルギーをも感じますよね。
事実というものがあって、それを自分で取材して表現するのがドキュメンタリーなんですが、やっぱり作り手の解釈というものが大きいんですよね。解釈の部分で作品とか番組が変わってくる。そこが一番面白いかな、という気がします。
出典:ネツゲン・大島新さんがドキュメンタリー業界の先に見る未来とクリエイティビティとは?
本当にそうだと思います。撮る方の人格や考え方も番組に大きな影響があるので、考え方が浅かったり、人生経験が未熟だとドキュメンタリーを撮るのは難しいんじゃないかと思います。
その点、大島新さんは幼少期から偉大な父である、大島渚監督と、女優である小山明子さんの間に生まれ、幼いころから「考える」作業が多かった方なのかなと思いました。
大島新(映画監督)のラーメン・情熱大陸のドキュメンタリーが熱い!
そんな大島新さんが、アメリカ人のデヴィッド・ゲルブという若い監督が撮ったドキュメンタリー影響されて作ったのが、「ラーメン」を題材にしたドキュメンタリーでした。
「日本の優れた文化を外国人が表現するんじゃなくて、日本人がちゃんと世界に向けて表現するのはどうだろう」「たくさんある日本の文化の中で作品の主題として面白いのはなんだろう」
出典:これからの映像表現の場は「国内」「テレビ」だけに留まらない
確かに、日本人が作って発信した方が、伝わりますよね。
こういうドキュメンタリーを見てもらうことで正しい日本の文化に触れてもらえるような気がします。
そこで、取材する相手に選んだのが、日本一のラーメン屋と名高い中華蕎麦 とみ田」の店主・富田治さんだったそうです。
情熱大陸として演出された放送回としては、
・秋元康
・寺島しのぶ
・見城徹
・田中慎弥
・磯田道史
などを演出されていました。
他の担当番組としては、NHK「課外授業ようこそ先輩」「わたしが子どもだったころ」という番組もディレクターとして務められています。
本当に根っからドキュメンタリーが好きなんですね。
やっぱり作品をつくっていくことは大変なので、そこに耐えられる粘り強さが必要です。トラブルもあるし、被写体と必ずしも良好な関係を続けられるとも限らない
出典:答えのないことに向かって進む粘り強さがクリエイターには必要
答えがないことに向かって進んで行って、答えらしきものを最後に出さなきゃいけない
出典:答えのないことに向かって進む粘り強さがクリエイターには必要
だけど、その答えのないことにああでもないこうでもないという話をずっと続けていかなくちゃいけないのがドキュメンタリー制作
出典:答えのないことに向かって進む粘り強さがクリエイターには必要
答えのないことに向かって突き進む強さ…。
物を作る人にとっての核心ですよね。
与えらえたステージに対して、自分がどういう答えを出すのか。
これが面白いと思えるからこそ、ドキュメンタリーを撮り続けることが出来ているんだろうと思います。
大島新(映画監督)が徹子の部屋に出演!
そんな大島新さんが母親である小山明子さんと徹子の部屋に出演されます。
ちょうど大島渚さんも7回忌にあたるそうです。
親子の会話から、大島さんの新たな一面が垣間見えるかもしれませんね。
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