竹細工工房/文の郷(徳武利文)店の場所は長野のどこ?戸隠竹細工の通販は?値段や口コミは?/人生の楽園

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400年の歴史がある戸隠竹細工の職人となった元設計士・徳武利文さんが、2022年10月22日放送の『人生の楽園』(テレビ朝日)に出演されます。

天からの啓示ともとれる「声」を聞き、設計士としてのキャリアを全て捨てて職人となったという徳武利文さん。

今回は徳武利文さんの経歴、お店の場所、商品のお値段や通販の有無などを調査して、ご紹介させていただきます。

文の郷(徳武利文)の経歴やプロフィールは?

参照:https://www.fuminosato23.com

  • 名前:徳武利文(とくたけ としふみ)
  • 生年月日:1957年頃
  • 年齢:65歳
  • 出身地:長野県
  • 学歴:不明
  • 職歴:設計士として40年

戸隠森林植物園で長年館長を務めながら、民宿を営んでいたという徳武利文さんの父・徳武圭太郎さん。その圭太郎さんは、竹細工職人としても活躍しており、幼いころから父の手仕事を見ながら育っていた徳武利文さん。

もともとモノ作りが好きだったそうなのですが、竹細工職人になる将来は微塵も考えずに、設計士として建築業界に進みました。

しかし、2015年1月10日の明け方、突如「竹細工をやりなさい」という声を聞いたんだそうです!いわゆる「天の声」でしょうか?

その瞬間、徳武利文さんは建築士を辞めて父のもとで修行する覚悟を決意されました。

この時のことをインタビューで答えていらっしゃいました。

「竹細工に思い入れや思い出があったわけでもないのに、なぜか声を聞いた瞬間に『わかった、私は竹細工をやる! 』と何の抵抗もなく思えたんです。それに、数年前から60歳になったら設計士をリタイアするのか、それともできる限り続けるのか等、ちょっと先の自分の人生について考えようとは思っていたものですから」

引用元:https://nagano-citypromotion.com

設計事務所の仲間たちに強く引き留められたものの、利文さんの決意は固く、奥様である文子さん(66歳)の応援を得て、東京から長野に戻り、修業の道を進み始めました。

下の画像は圭太郎さん(当時91歳)に初めて作った竹細工を見てもらっている時のものです。

参照:https://nagano-citypromotion.com

それまで、工房で一人きりで竹細工を作り続けてきたという圭太郎さん。

息子が竹細工の伝統を受け継いでくれることになり、どれだけ嬉しかったことでしょう。

圭太郎さんの笑顔…素敵ですね!

戸隠の竹細工は、材料となる「根曲がり竹」を山から切り出すことから始まります。

その竹を割り、材となる竹皮を作るのですが、その厚みや幅には非常に高い精度が求められるのです。

それから、竹皮を複雑に編み込んで細工物を作っていくのですが、この作業にはマニュアルが一切存在しません。教科書のようなものがないのです。

なぜなら、ロジックがあまりにも複雑すぎるから!

参照:https://nagano-citypromotion.com

そのため、竹細工を学ぶにはとにかく師匠である父のやることをひたすら見て、真似て、何度も作業を繰り返して体に叩きこむしかないのです。

そうやって親子2人の修行の日々は続き、2年後、圭太郎さんは天に召されました。

徳武利文さんは2020年、ご両親が経営されていた民宿を改装し、竹細工工房「文の郷」を開きました。

文の郷では作品の展示・販売だけでなく、ワークショップも開催されていて、誰もが気軽に立ち寄れる「陽だまり」のような場所を目指しておられるそうです。

なんでも物は使い捨ての時代ですが、戸隠の竹細工は何十年と年を経るごとに、色があめ色に変わり何とも言えない味が出ますし、強度が増してくるんだとか。

頑丈さと機能美を兼ね備えた、まさに一生もの!

長野観光をする際には、一度立ち寄って職人の手仕事を見学したり、日々の生活を一緒に過ごしてくれるような竹細工を手に入れてみるのもいいかもしれませんね♪

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竹細工工房/文の郷の場所は長野のどこ?

参照:https://www.fuminosato23.com

  • 店名:文の郷(ふみのさと)
  • 住所:〒381-4101 長野県長野市戸隠(とがくし)3307
  • 電話番号:080-1047-3300
  • 工房見学:平日9:00~16:00
  • 制作体験:平日10:00~16:00(土日も応募人数によっては開催あり)
  • 公式HP:https://www.fuminosato23.com/

険しい山々と、麓に住む人々を潤す豊かで清らかな水に恵まれた土地、戸隠。

水の神様である九頭竜が住むとされた戸隠山は、いつしか信仰の対象となり、多くの修験者が訪れたということです。

この戸隠で、人々が冬の手仕事として始めたのが竹細工でした。

その技術は親から子へと受け継がれ、現在では約30人の職人さんがいらっしゃいますよ。

徳武利文さんは、そういった職人さんのお一人なのです。

そんな戸隠は「戸隠そば」でも全国的に有名で、なんとそば打ちの技術は「嫁入り道具の一つ」とも言われているほど。

参照:https://togakushi-21.jp

その戸隠そばを受けるために使われているのが、江戸時代初期から受け継がれている戸隠の竹細工で作られたザル。

戸隠にあるすべてのお店では職人が作った竹細工のザルで提供されているんですよ。

伝統的に伝わっている戸隠の竹細工の種類は、「魚籠(びく)」、「ざる」、「目籠(めかご)」、「箕(み)」の4種類ですが、その技法を応用して、竹細工のバッグやコーヒードリッパー、花器など様々な商品が作られています。

戸隠には、蕎麦屋さんや宿泊施設などが軒を連ねる36号線という主要道路があり、その周辺に竹細工屋さんも数多く存在しています。

文の郷は36号線から少し東に入ったところにあります。

住所では「戸隠3307」ですが、ナビでは「3308」として検索して探された方が良いようですよ。

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竹細工の値段や口コミは?通販はある?

文の郷のホームページで確認したところ、通販などは行っておらず、商品の価格も確認できませんでした。

同じ職人が作っていても、一つ一つ色合いや手触りが違ってくる竹細工。

おそらく、一度は実際に自分の目で見て、実際に手に取って選んでほしいという思いからではないでしょうか。

そこで、同じ戸隠の竹細工職人さんが開いているウェブショップ等を確認したところ、平均的なそば用のザルで、1万円前後でした。

少しお高いように感じられるかもしれませんが、熟練の職人さんであっても、基本的なザルなら1日2枚作れるかというほど時間がかかる物ですし、複雑なつくりのものであれば、それ以上に時間がかかります。

山に入って竹を採り、材料を作り、編み上げていくところまですべて一人の職人の手仕事で作られる竹細工。

お蕎麦を竹のザルに乗せて出したり、竹かごにパンやフルーツを入れて食卓に置くだけで、いつもの食卓がワンランクグレードアップすること、間違いなし!

文の郷の竹細工の口コミも探してみましたが、2020年にオープンしたばかりのためか、まだ見つけることが出来ませんでした。

しかし、戸隠で職人の竹細工を購入された方の口コミは、

「実用にもインテリアにも!」

「戸隠のザルにそばを乗せるだけでおもてなし料理に変身」

といった満足度の高いものが多かったですよ♪

「天の声」を聞いて人生を大きく変えた徳武利文さん。

大切に使えば何十年も使うことが出来る竹細工の素晴らしさを世に広め、後世に伝えるために、今も戸隠で竹を編み続けています。

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