独学で陶芸を学び、日本だけでなく世界各国に作品のファンが多数いると言われている陶芸家(作陶家)の辻村史朗さん。
そんな辻村史朗さんが、2021年6月15日放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』に出演されます!
そこで、今回は陶芸家の辻村史朗さんをピックアップしてみたいと思います。
辻村史朗さんのwiki風プロフィールをはじめ、経歴や自宅の場所、妻や息子の現在、茶碗の価格や通販店があるのかなど調査していきますよ~。
陶芸家・辻村史朗さんとは、一体どんな人物なのでしょうか?
辻村史朗のwiki風プロフィール!経歴は?
まずは、陶芸家の辻村史朗さんのことを知ってもらうために、wiki風プロフィールから紹介していきましょう!
出典:https://www.kamiya-art.com/
- 本名:辻村 史朗(つじむら しろう)
- 生年月日:1947年生まれ
- 年齢:73歳or74歳(2021年6月現在)
- 出身地:奈良県御所市
- 身長:不明
- 体重:不明
- 血液型:不明
- 最終学歴:高校卒業
- 家族構成:妻 息子2人(長男:唯 次男:塊)
- 職業:陶芸家(作陶家)
- 特技:陶芸 書道 絵画
以上が、陶芸家・辻村史朗さんのwiki風プロフィールとなります。
日本だけでなく、世界各国にも作品のファンがいるほど、陶芸家としては知名度の高い辻村史朗さんですが、プロフィールについては、『身長』や『体重』といった基本的な情報は公表されていませんでした!
ちなみに、辻村史朗さんは陶芸家としてとても有名な方なのですが、特技の項目でも紹介している通り、書道や絵画の腕前も相当なものなのですよね~。
出典:https://www.kamiya-art.com/gallery/shiro-tsujimura/jp/life
また、陶芸や書道、絵画だけでなく、自分でお茶を点てたりもするとのこと。
辻村史朗さんは、陶芸だけでなくいろんな分野で持ち前の才能を発揮しているのですよ!
そんな辻村史朗さんの経歴がどうなっているのか気になるところです。
そこで、彼のこれまでの経歴について調べてみることに・・・。
辻村史朗さんは、奈良県御所市に牧畜を稼業とする家の四男として生まれ、高校時代までは実家で過ごしていたとのこと。
高校卒業後、美術大学で画家の勉強をするために東京に上京したのですが、大学の受験勉強に興味を失ってしまい受験を断念しているのです。
そのため、プロフィールでも紹介したのですが、辻村史朗さんの最終学歴は『高校卒業』となっているのですよ。
ただ、美術大学の受験は断念したものの、画家(油絵)に対する興味は高まっていたため、当時高名だった画家の名前を美術家名簿等で調べ、無作為に弟子入りをお願いしたのですが、全て門前払いされてしまったのです!
画家への道を閉ざされてしまった辻村史朗さんだったのですが、この後彼の経歴を大きく動かす出会いに遭遇するのですよね~。
その出会いというのが、日本民芸館で偶然出会った大井戸茶碗だったのです。
出典:https://teshigoto.club/blog/100031/index.html
この大井戸茶碗に深く感動した辻村史朗さんは、陶芸の世界に興味を持ち始めたのですよ。
すると、19歳から21歳までの3年間、奈良県にある禅寺三松寺に住み込みで修行することに・・・。
修行を終えた彼は、独立資金を貯めるために一度実家に戻り、父親の家業を手伝いつつ、画家の勉強を続けていたのですが、この頃から油絵の具の質感に違和感を抱くようになり、同時に焼き物の魅力に惹かれるようになっていったのです!
そして、自作の轆轤(ろくろ)で茶碗や花入れなど、いろいろな作品を作り始めたのですよね~。
その作った焼き物は、京都の門前などで売りながら生計を立てていたとのこと。
そんな辻村史朗さんは、奈良県水間の山中に陶芸をやるための土地を見つけ、2ヵ月という期間を費やし、自作で家や窯を作っていったのです!
出典:https://www.kamiya-art.com/gallery/shiro-tsujimura/jp/life
すると、30歳となった1977年には、自宅兼アトリエ(工房)がある奈良県水間で、陶芸家として初の個展を開催することに・・・。
この初の個展で大成功おさめると、大阪の三越で個展を開催することになったのです。
そして、この個展で運命の人と出会うことになるのですよね~。
その運命の人というのが、古美術商の故・近藤金吾さんだったのです!
辻村史朗さんが作った作品は、近藤金吾さんの目に留まったことで、陶芸家としての知名度が一気に上がったのですよ。
その後は、大阪の三越をはじめ、東京や名古屋など日本各地で個展を開催していったのです。
ちなみに、辻村史朗さんは陶芸の個展だけでなく、絵画展も開催していて、彼の絵画は故・荒川豊蔵さんに絶賛されているとのこと。
出典:https://www.kamiya-art.com/gallery/shiro-tsujimura/jp/life
元々興味を持っていた絵画の世界でも、辻村史朗さんはその実力が認められていたということなのですね~。
また、辻村史朗さんの陶芸の個展は、日本だけでなくアメリカやイギリス、ドイツ、フランス、オーストラリア、ベルギーといった世界各地でも開催され、世界中に彼の作品のファンがいるのです!
30歳の時に自宅で開催された初めての個展から現在までに、辻村史朗さんの個展や絵画展は日本や海外ですでに数えきれないほど開催されているのですよ。
2020年には、「Art Fair Tokyo2020」で過去最大規模のブースを用意し、50年に渡る作陶を振り返り、辻村史朗さん本人が選んだ『辻村史朗選50盌』を開催予定だったのですが、残念ながら新型コロナウイルスの影響によって中止になったとのこと。
出典:https://www.hankyu-hanshin-dept.co.jp/
ただ、彼の作品を楽しみにしているファンは、日本や海外にたくさんいるということは間違いないでしょうね!
辻村史朗の茶碗の価格や通販店は?
出典:https://www.kamiya-art.com/gallery/shiro-tsujimura/jp/life
陶芸の師匠を持たず、独学で現在の陶芸家としての地位を築いてきた辻村史朗さん。
そんな辻村史朗さんは、賞や名声といったものには全く興味がなく、自分の作りたいモノをただ作り続けているだけとのこと。
そのため、陶芸家としては異色の経歴を持つだけでなく、作陶のスタイルも異例で、他の陶芸家のように流派といったこだわりもないのです!
さらに、絵画や書道にも長けていて、その感性も彼の作陶に活かされているのですよね~。
では、独学で世界からも認められる陶芸家となった辻村史朗さんの茶碗には、一体どれぐらいの価格が設定されているのでしょうか?
気になったので、辻村史朗さんが作る茶碗の価格を調べてみました!
こちらが辻村史朗さんの茶碗の価格です。
出典:https://shop.gallery-yamahon.com/?mode=grp&gid=1044235
画像ではちょっと見にくいかもしれませんが、彼の作った茶碗の価格は1つで55万円(税込)という価格が設定されているのです!
正直、1つの茶碗に55万円という価格が設定されていることに驚きましたね~(笑)。
ただ、それだけ辻村史朗さんが作る茶碗には、唯一無二の価値があるということなのでしょう。
ですが、この価格設定だと、なかなか一般人には手が出ない価格です。
もう少し安い価格の茶碗がないか調べてみると、「小井戸茶碗」の33万円(税込)が一番安い価格でした(笑)。
茶碗じゃなく湯呑やぐい呑みであれば、2万7500円(税込)という価格で設定されていましたよ!
出典:https://shop.gallery-yamahon.com/?mode=grp&gid=1044235
では、辻村史朗さんが作った茶碗や湯呑、ぐい呑みなどを購入したいと思ったら、どこで購入することができるのでしょうか?
通販店などがあるのか気になりますよね~。
そこで、辻村史朗さんの作品が購入できる通販店があるのか調べてみたところ、下記の通販サイトで購入可能がでした!
かみ屋online store (kamiya-art.com)
一穂堂 | ippodo – オンラインショップ / Online Shop (planup.co.jp)
辻村 史朗 – yamahon online store (gallery-yamahon.com)
辻村 史朗|京都 たち吉(和食器) (tachikichi.co.jp)
「京都 たち吉」の通販店については、2021年6月現在、通販サイトが”閉鎖”となっているようですね。
上記の通販サイトでは、お皿や丸壺、花刺し(花入れ)、書や絵画なども販売されていましたよ!
一度通販サイトを覗いてみるだけでも、陶芸家(作陶家)・辻村史朗さんの魅力を知ることが出来るのではないでしょうか?
辻村史朗の自宅はどこ?妻と息子の現在は?
出典:https://www.kamiya-art.com/gallery/shiro-tsujimura/jp/life
辻村史朗さんといえば、奈良県水間の山中に土地を見つけ、自身で自宅や茶室、窯などを作り、長きに渡りこの土地で作陶をしていることが有名な陶芸家です。
”奈良の山中に面白い陶芸家がいる!”と話題になったことも・・・。
ちなみに、辻村史朗さんの自宅は「自宅兼工房(アトリエ)」となっていて、自然に囲まれた山奥で作陶に没頭しているそうですよ!
では、辻村史朗さんの自宅兼工房の場所はどこになるのでしょうか?
彼の自宅兼工房の場所がどこにあるのか調べてみました。
自宅兼工房がある奈良県水間町の場所がこちらです。
辻村史朗さんの自宅兼工房がある水間は、奈良市の東部にあるようですね。
ただ、水間の山奥に自宅兼工房があるということで、詳細の場所はわかりませんでした!
地図で見る限りでは、本当に山奥で周囲には自然以外何もなさそうですよ(笑)。
そんな辻村史朗さんは、結婚していて妻と2人の息子さんがいるとのこと。
妻の三枝子さんとは、美術大学の受験のために東京に上京した際に、同じように秋田県から美術家を目指して東京に上京していた時に出会ったそうです!
同じ美術家を目指していたということで、出会ってからすぐに意気投合したのではないでしょうか?
現在の妻・三枝子さんの画像がこちらです。
妻の三枝子さんは、辻村史朗さんが陶芸家になる前から共に歩み、1969年に2人は結婚されているのです。
妻の三枝子さんと結婚した翌年に、奈良県水間で自宅兼工房を建てているため、辻村史朗さんの作陶人生には、妻の三枝子さんが常に一緒にいたということになりますよね~。
なかなか、ここまで自由に生きている人に付いて来てくれる女性はいないのではないでしょうか?(笑)
今現在も、奈良県水間の山中にある自宅兼工房で、辻村史朗さんと妻の三枝子さんは一緒に生活しているようですよ!
そんな辻村史朗さんと妻・三枝子さんには、1975年生まれの長男・唯さんと、1976年生まれの次男・塊さんという息子が2人います。
ちなみに、息子2人は父親の辻村史朗さんと同じ陶芸家の道を歩んでいるとのこと。
1人例外がいるようですが、弟子を取らない辻村史朗さんが、唯一弟子として指導したのが息子2人だそうです。
ただ、辻村史朗さんいわく”息子2人に特に指導した覚えはない”そうですよ(笑)。
こちらの画像の方が、長男の息子・辻村唯さんです!
出典:http://www.sentenmon.jp/event/preview-review/post_17.html
辻村唯さんは、高校卒業後に本格的に陶芸の道に進み、2000年には辻村史朗さんの自宅兼工房の近くに、自身の自宅兼工房を建て、現在もそこで作陶に励んでいるとのこと。
辻村唯さんの作品の大半は、独自に技法を考えた青灰色の須恵器の素地を、ビードロが覆う自然釉の作品が多いそうですよ!
そして、次男の息子・辻村塊さんも兄の辻村唯さん同様、高校卒業後に本格的に陶芸の道に進み、2000年に奈良県桜井市に築窯し独立しているようですね~。
こちらの画像の方が、次男の息子・辻村塊さんです。
次男の息子・辻村塊さんも、奈良県桜井市に築窯した工房で、現在も作陶に没頭しているようです。
こうやって息子さん2人の現在を見てみると、父親である辻村史朗さんの独学ぶりが浸透しているのだなと感じますね~。
おそらく、息子さん2人の作品にも、そういった独創的な感性は活かされているのではないでしょうか?
辻村史朗さんはもちろんのこと、辻村唯さん、辻村塊さんの息子2人の活躍にも期待したいです!
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