土佐の高知を代表する料理と言えば、鰹のたたき!高知を盛り上げようと、高知から東京に進出を図り(土佐料理 祢保希)、見事成功しリピーターを作った高知の社長(土佐料理 司 3代目 竹内太一)とは?
鰹のたたきとはどんな料理か?
出典:鰹のたたき
鰹のたたきの由来はたくさんあります。その前に高知の郷土料理で皿鉢料理(さわち)りょうりの事を知っとくべきでしょう。別名、浅鉢料理(あさち)とも言われます。これは土佐の郷土料理をもる器のことです。
これに土佐の郷土料理を盛ると皿鉢料理となるわけです。
出典:皿鉢料理
これは豪快な料理ですね。目にも鮮やかに映り、目で楽しみながら味でも楽しむ、南国土佐の性格を表した料理です。
なぜ?この豪快な料理がうまれたのか?
土佐気質(いごっそう):弱者に対して優しく。行動は大胆不敵にして豪快で、自己より優位の権力を持つものとも係争する反骨精神を持っている一方で気乗りしないことは行動に移さない!物事を曖昧なまましておくことが大嫌いで白黒はっきりさせたがる傾向にある。
文化人類学的考察ー県民性(祖父江孝男 著)には、この土佐のいごっそう気質が明治維新における過激な尊王攘夷運動に繋がったという事を書いているくらいだ。
鰹のたたきの誕生の由来
江戸時代初期、関ヶ原の戦いで徳川方(東軍)の味方をした、山内一豊が氷がなく食べ物が長持ちしなかった時代に、庶民に鰹の刺身を食べることを禁止したようです。なぜなら食中毒にかかる庶民が多かったからだそうです。
また当時、鰹は高価な魚だったため、贅沢を禁じる意味で御触れを出したという説もあります。 他には土佐藩家老、野中兼山によって「奢侈禁止令」がしかれ、武家以外は鰹の生食禁止にした、という説もあります。
生食を禁止されてら余計に食べたくなるのが人間の性ですね。
①鰹の表面だけを炙って、中身は生のままにしておき、生の刺し身でたべたそうです。「これは、焼いてあるから刺し身ではない!!焼き魚だ!!」と食べたのが。鰹のたたきの起源という説
②鰹漁をしていた漁師たちが、船上で獲れたばかりの鰹の表面を炙り、塩をたたきこんで食べていた「まかない料理」が起源だというもの。鰹は鮮度が落ちやすく、また特有の生臭みがあったため、こうすることで食べやすくしていたという説
③土佐の戦国武将「長宗我部元親」が安芸の浜で鰹の大漁といきあたり。藁で半焼にして食べたという説
④明治維新の時に西洋人に食べさせるためにステーキ風に焼いたのがはじまりという説
いろいろあるもんですね。
鰹のたたきの作り方
文章で書いてもこれは難しい! 内蔵もみえているので少しグロかも知れませんがこれを見てたたきに挑戦してみてはどうでしょうか?
ま~一般家庭で藁を使うのは、なかなか難しいのでガスコンロで炙るのが一般てきでしょう。藁焼きの独特な風味を味わいたいならお店がいいでしょう。
土佐料理 司 祢保希
土佐料理 司(本店):高知県高知市はりまや町1-2-15
出典:土佐料理 司 本店
土佐料理 祢保希のお店情報
出典:土佐料理 祢保希 銀座店
出典:土佐料理 祢保希 赤坂店
是非とも、この豪快で繊細なる土佐の郷土料理を食してみてください。
来高したさいは、こんなお店も鰹のたたきおいしいと思います。
私のイチオシのお店です。値段もリーズナブルで庶民的で気軽に入れるお店です。
店名:居酒家しゅん
住所:高知県高知市はりまや町1-4-21 TEL:088-802-8072
出典:居酒家 しゅん
是非、お店の雰囲気と料理人の人柄とこれぞ高知!をご堪能あれ。
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