ジェフリー・ラッジ(提灯工房/飯島工作所)店の場所は茨城のどこ?水府提灯の通販は?値段や口コミは?/人生の楽園

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400年以上の歴史を持ちながら、徐々に衰退の道を辿っている水戸の「水府提灯」。

そんな職人の技を受け継ぐ一人、ジェフリー・ラッジさんが、2022年11月19日放送の『人生の楽園』(テレビ朝日)に出演されます。

フランス育ちのジェフリーさんが、いったいどんな経緯で日本の伝統芸能の道に入ったのでしょう。

今回は、そんなジェフリー・ラッジさんの経歴彼が働く提灯工房について、そして水府提灯の値段や通販に関してなどを調べていきますよ。

ジェフリー・ラッジ(提灯工房/飯島工作所)の経歴やプロフィールは?

参照:https://www.city.naka.lg.jp

イギリス人の父とドイツ人の母を持つジェフリー・ラッジさん(44)は、スイスで生まれフランスで育ちました。

様々な国や文化に興味があったジェフリーさん。ワーキングホリデーでニュージーランドに行き、そこでりんご農園で働いていた際に出会った日本人女性と2002年に結婚されました。

その女性が、水府提灯の職人である飯島實(いいじまみのる)さんの娘さん、飯島聡子さんだったのです。

2005年から聡子さんの故郷である茨城県那珂(なか)市に移住したジェフリーさん。当初は、中学校で英語を教えており、いずれはペンション経営をしようかと考えていました。

しかし實さんから「水府提灯の職人が少なくなっていて後継者がいない」と聞いていた上、2017年に聡子さんの母・京子さんが亡くなったことで實さんはすっかり気落ちし、廃業すると言い出しました。

それを聞いたジェフさんは、「伝統がなくなるのはもったいない!」と自分が跡を継ぐ決意をし、その年から本格的に修業を始め、今年2代目を継ぎました。

もともと、モノづくりが好きだったというジェフリーさん。

参照:https://gov-online.go.jp

最近では、ドイツ人の祖父から教わったステンドグラスの技を活かし、水府提灯とステンドグラスを組み合わせた新しい灯りの開発を、實さんと試行錯誤されているそうです。

奥様の聡子さんは貿易関係の会社でフルタイムで働いているので、ジェフリーさんは提灯づくりだけでなく、家族の夕食作りやパン作り、息子さんの学校ではPTA会長も務めています。

夫として父として、そして伝統職人としても意欲的に活動されているジェフリーさん、素敵ですね!

伝統の技を守りながら、新たなエッセンスを取り入れ、次世代へと続く水府提灯を生み出しておられるのです。

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提灯工房/飯島工作所の場所は茨城県那珂市のどこ?

参照:https://www.city.naka.lg.jp

  • 工房名:飯島工作所
  • 住所:〒311-0113 茨城県那珂市中台261-2
  • 電話番号:029-298-6120

水府提灯は、江戸時代に水戸藩の下級藩士たちが生活のために提灯づくりをしていたものが、発祥だといわれています。

よく昔の時代劇で、生活が苦しい武士が傘を作っているようなシーンがありましたが、水府提灯もそのようなものだったのです。

ちなみに「水府」とは、水戸の別名です。

これは次第に水戸藩の奨励産業となり、堅牢なつくりの水府提灯は江戸でも広く使われるように。

岐阜提灯、八女提灯と並んで「日本の三大提灯」のひとつとして名を馳せています。

そんな歴史ある水府提灯ですが、現在職人の工房はわずか3軒ほど。

そのうちの1軒がジェフリーさんが働く飯島工作所です。

参照:https://gov-online.go.jp

飯島實さんがこれまで作った水府提灯の中で最大のものは、高さ3m、直径1.4mにもなったのだとか!

大迫力ですね~。

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水府提灯の値段や口コミは?通販はある?

飯島工作所では一般向けに販売はしておらず、提灯の胴体の部分「火袋」のみを作って、業者専門に卸しています。

ですので、工房での販売はもちろん、通販もありません。

しかしジェフリーさんは、新作のステンドグラス提灯を友人に贈ったりしていますし、最近は海外でも水府提灯は人気があるようなので、いずれはネット販売なども始められるかもしれませんよ!

お値段に関しては、水戸市内で水府提灯を制作している他の職人さんのHPなどでも、公開されていませんでした。

水府提灯は他の提灯に比べて大変手間暇のかかる工程で作られますから、少々お値段は張るかもしれません。しかし「堅牢・質実剛健」と評される提灯ですので、長く楽しめると思います。

水戸市内では、様々なイベントで水府提灯が使われていますよ♪

提灯の幻想的で柔らかい灯りは、訪れる人々の心を癒しています。

最近では、自宅のインテリア用やお盆で飾るために水府提灯を求める方も多いようですよ。

参照:https://www.city.naka.lg.jp

様々な国や文化に触れながら生きてきたジェフリーさんが、今、伝統を守りつつ、ご自分のルーツと奥様のルーツの融合を目指して、家族に温かく見守られながら修行の日々を送っておられます。

彼らが生み出す新たな灯りは、きっと私たちの生活を優しい光で包み込んでくれるでしょう。

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