F1グランプリ/スペインGPのホンダPUを搭載チームの結果はどうなるでしょうか?
レットブル勢の予選の結果は?
4位:M.フェルスタッペン 6位:P.ガスリー
スペック2で挑むも、まだまだマシンRB15がピーキーなのかセッティングが決まらないようだ、これはドライバー両名とも同じで、本来の性能を出せてない!との見解は一致している。
M.フェルスタッペンの予選後のコメント
「僕たちも他チームと同じようにバルセロナにアップデートを持ってきたけど、また4位だ。僕が4位なので何回目?」
マックス・フェルスタッペンは、バルセロナでフェラーリに近づけたことは“ポジティブ”だが、「全体的に満足していない。僕たちが表彰台を争えるようになることを願っている」と認める。
「でも、メルセデスは速すぎる。通常、彼らはスタートで消えてしまう」
マックス・フェルスタッペンは、2019年のレッドブル・ホンダ RB15の問題は単純なグリップ不足であり、より多くのダウンフォースを見い出すことが鍵になると語る。
「それほど悪いものはないんだ。とにかくもっと多くのグリップが必要だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。
「エンジン、シャシー、すべてをもっと良くしなければならない。でも、手っ取り早い解決策はない。そうでなければ、とっくにやっているよ」
「僕はデザイナーではないし、自分の出来る限りのスピードで運転するだけだ」
「すべてを簡単に理解できるのであれば、レース毎に僕たちはクルマを改善させているだろう。現時点で、今年は全体的にクルマを速くする方法を理解するのが簡単ではないと思う」
「メルセデスは理解しているように思うけど、全体的に他のチームと同様に僕たちはかなり苦しんでいると思う」
マックス・フェルスタッペンは、RB15がバランスに問題を抱えているとの見方を否定する。
「バランスウインドウにはそれほど苦しんではいない。とにかくクルマを限界まで走らせている。もっと速く走らせてしまったら、ドリフトしてコースオフしてしまうだろう。セットアップをミスしたバーレーンを除けば、大きなアンダーステアもオーバーステアもない」とマックス・フェルスタッペンは語る。
「アップグレードしたことでクルマは少し速くなったと思う。でも、全体的なグリップと言う点ではまだ望んでいるところには達していない」
「とにかくメルセデスは週末を通してあまりに速かったし、少なくともフェラーリの1台の前に出られたのは良い仕事ができたと思う。FP3の後でさえ、彼らは少し速すぎるように見えていたからね」
メルセデスがさらに前進を果たしていることを憂鬱に関いているかと質問されたマックス・フェルスタッペンは「F1で他のことを見たことはないので、僕にとって憂鬱ではない」
出典:予選コメント
P.ガスリーの予選後のコメント
レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーは、F1スペインGPの予選で順調にQ3進出を果たし、6番グリッドを獲得した。
「予選6番手という手堅い結果で締めくくれた今日は、まずまずポジティブな一日となった」とピエール・ガスリーはコメント。
「FP3の結果から、フェラーリが大きくリードするタフな予選セッションになるだろうと予想していたが、マックスはベッテルにわずか0.1秒差に迫り、僕もルクレール選手と約0.1秒差と、思っていたよりも僅差となった。メルセデスが飛び抜けた速さを見せているが、フェラーリとは対等に戦えるマシンが準備できていると思う」
「決勝は1ストップか2ストップの戦略で、面白い一戦となるはずだ。スタートがとても重要なこのサーキットだし、レースではあらゆることが起こり得まるので、明日は全力を尽くすだけだ」
「まだまだやるべきことは多くあるが、いい方向に向かっているし、シーズン当初からここまで取り組んできたことが段々といい形で現れてきていると感じている。明日の決勝ではより多くのポイント獲得を目指して戦う」
出典:予選コメント
コメントに見られるように、両者はマシンはまだ満足するセッティングが出せてなく、真の実力はを出せればフェラーリ、特にメルセデスAMGと競う事のできるマシンということを自負してるようだ。
だが少し、レットブルに慣れている M.フェルスタッペンと姉妹チームのトロロッソから昇格してドライバーになった P.ガスリーとはトーンが少し違うようだ。
フェルスタッペンは、PUのパワーはルノーからホンダに変わってパワーは上がっているのは実感しているのに、RB15が去年のシャーシよりセッティングがなかなか決めかねてる所に、少し苛立ちを感じているようだ。
対してガスリーは、バルセロナテスト3日目でスピンして車の後部をぶつけて大切な時間を失ってから、なかなか調子があがらなかったが、ここに来てトロロッソ(STR13)からの違いを理解してきたのかポジティブな意見が多くなったきがする。
出典:クラッシュ時の動画
今日のレースはどういう結果になるのか?チーム同士で表彰台を争う事になるかもしれないが、見ている方としてはとても面白いレースになりそうだ。
トロロッソ勢の予選コメント
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1スペインGPの予選で2戦連続となるQ3進出を果たして9番グリッドを獲得した。
「満足のいく予選結果を出すことができ、今日はとてもいい一日になった。シーズン開始から比べると、予選でのパフォーマンスに大きな進歩が見られ、自分自身、そしてチームのパフォーマンスにもとても満足している」とダニール・クビアトはコメント。
「2戦連続でQ3へ進むことができた。特にここバルセロナでは、ドライバーとマシンの力を発揮するために、予選がとても重要となる。FP3の始めはあまり調子が出なかったが、マシンと僕自身になにが足りないかをすぐに見出し、その後セッションをうまくまとめることができた」
「今日のマシンの挙動や感触はとてもよかったので、明日の決勝では引き続きベストを尽くして戦う」
出典:予選コメント
わずか0.146秒差でQ3進出を逃す形になったアレクサンダー・アルボンだが、他車のペナルティーにより、決勝は11番グリッドからのスタートになる予定となっている。
「実は、今日はたくさんのミスをしてしまった」とアレクサンダー・アルボンは語る。
「予選セッション中の調子はとてもよかったのだが、ターン5の入り口で違うことをトライしてみようとプッシュしすぎてしまい、コーナー出口で大きくはみ出てしまった。タイヤはとても繊細なので、残りのラップではスライドしてしまうリアタイヤを制御するのが大変だった」
「自分のやるべきことがきちんとできなかったので、自分自身にフラストレーションを感じている。Q3に進めるだけの力はあったはずだ」
「ただ、昨日のセッションでのレースペースの手応えはよかったので、予選12番手、決勝スタートは11番グリッドという結果は、なかなかいい位置ではないかと思う」
出典:予選コメント
昨年度のRB14のパーツを流用しているトロロッソは、大幅に空力アップして、それと独自のパーツアップデート開発により中断グループの先頭を常時狙える勢いだ!
レース結果・・・・。
M.フェルスタッペン 3位表彰台
P.ガスリー 6位
ダニール・クビアト 9位
アルボン 11位
惜しまれるは、トトロッソのタイヤ交換時にタイヤを用意してなかったという失態・・・。頑張れ!トロロッソ!よくやった!M.フェルスタッペン!!頑張れ!ホンダPU
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