0秒2023年3月26日放送の『ミライ☆モンスター』に出演するのは、鹿児島に突如現れた競歩界の超新星、大山藍さんです。
競技を始めてわずか1年で頭角を現したというその才能の持ち主に、今回はスポットを当てていきますよ!
大山藍(競歩)の経歴や出身校は?
参照:https://www.rikujyokyogi.co.jp
- 名前:大山藍(おおやま あい)
- 生年月日:2005年10月28日
- 年齢:17歳(2023年3月現在)
- 出身地:鹿児島県
- 学歴:鹿児島市立南中学校→鹿児島女子高等学校2年在学中
- 身長:151cm
- 体重:不明
- 血液型:不明
- 所属:鹿児島女子高等学校陸上部
鹿児島県出身の大山藍さん。中学は鹿児島市立南中、高校は同じく市立鹿児島女子高に進学されています。
小学校の頃はバレーボールをやっていましたが、中学では勧誘されて陸上部に入り、中・長距離走をやっていました。
高校でも陸上部に入部しましたが、入学直後に左足に「シンスプリント」という病気を発症してしまいます。
シンスプリントとは、ランナーや、バスケットボールなどジャンプを伴う運動をしている人に多く発症する病気で、すね内側の中央から下方3分の1くらいの部位に鈍痛が起こります。
そのため走ることが出来なくなった大山藍さんは、監督に勧められて高1の6月下旬から競歩を始めることとなったのです。
最初は、競歩のルールの難しさに戸惑い、いずれは走りに戻るつもりで競歩とラン両方の練習をしていましたが、徐々に競歩の面白さに目覚めて打ち込むようになります。
そして、競技を始めてわずか1年余りで世界大会で素晴らしい成績をあげるほどの選手になったのです!
🏃♀️ 競歩の鹿児島女子高校
大山藍選手が陸上界の新人賞に ✨大山藍選手が日本陸上競技連盟によることし活躍した選手への表彰で新人賞を受賞しました 🏃♀️ 🏃♀️ https://t.co/A9WhCLIpZY pic.twitter.com/3osxsQqVlE
— NHK鹿児島放送局 (@nhk_kagoshima) December 19, 2022
まさに競歩界にすい星のように現れた期待の新人である大山藍さんは、2022年の素晴らしい活躍で、日本陸上競技連盟から新人賞にも選出されていますよ。
大山藍(競歩)の記録は?
参照:https://www.rikujyokyogi.co.jp
後半の粘りと、美しい姿勢、そして小柄な体のわりに長いストライドが強みの大山藍さん。
競歩に転向してすぐにその才能を開花させています。
そんな大山藍さんのこれまでの記録をご紹介していきます。
10/10
第77回国民体育大会陸上競技大会 最終日
女子5000m競歩決勝
U18日本記録
大山 藍(鹿児島女高)22:00.34#栃木国体 pic.twitter.com/CJYluSG7SB— ATHLETE News (@ATHLETE__news) October 11, 2022
2022年2月 | 第33回U20選抜競歩大会 女子5km | 優勝 |
2022年3月 | 鹿児島県実業団記録会 女子5000m | 優勝 ※高1最高記録 |
2022年4月 | 全日本競歩大会 女子10km | 優勝 |
2022年8月 | U20世界選手権 女子10000m | 2位 |
2022年10月 | とちぎ国体成年女子5000m | 優勝 ※U18日本記録 |
2022年10月 | 第16回U18陸上競技大会 U18女子3000m | 優勝 ※大会新 |
2023年2月 | 第34回U20選抜競歩大会 女子10km | 優勝 |
競歩を始めてわずか8ヶ月で国内大会優勝、そして1年余りでコロンビアで行われた世界選手権で銀メダルを獲得したのです!
世界選手権ではゴール直前に抜かれ、トップとの差はなんと0秒09という悔しい結果でした。
2023年2月にはオリンピック出場が期待される若い選手を集めたU20選抜合宿にも参加されています。
競歩を始めたころは自分にできるのかと半信半疑だった大山藍さんですが、今ではオリンピックを目標に頑張っていらっしゃいます!
大山藍(競歩)の両親(父母)や兄弟はいる?
大山藍さんのご家族について調べてみました。
参照:http://spokago.blog68.fc2.com
大山藍さんのお父さんは、海上保安庁にお勤めなんだとか!
そのことから、大山藍さんも将来は海上保安庁に入り、船内の調理を担当する「船舶料理士」を目指していました。
「船舶料理士」というのは、以下のような業務を担当する国家資格です。
近海や遠洋を航行区域とする総トン数1000トン以上の船舶、第3種従業制限のある総トン数1000トン以上の漁船における調理業務
長期間洋上を航行する船舶の乗務員のための調理というのは、普通の料理人とは求められるスキルが違います。
たくさんの乗務員の体調管理、限られた食材の量、天候などによって大きく変更する可能性がある航行期間、その他様々な状況に臨機応変に対応する高いスキルが必要なんです。
そのため、高校を卒業したら競技を続ける気はなかったということなのですが、2022年10月の栃木国体での悔しい結果を受け、今では「日本代表になって世界大会でリベンジしたい」と強く思い、競技を続ける決意をしたそうです。
自身が納得いくまで競技を続け、いつか引退することがあったら、もしかしたらその時にまた改めて、父と同じ海上保安庁への道を目指すことになるのかもしれませんね!
大山藍さんのお母さんやご兄弟に関しては、一切情報を見つけることが出来ませんでした。
しかし、大山藍さんが鹿児島市立の中学や高校に通われていることから、鹿児島市内のご自宅で一緒に生活をしながら、競技に打ち込む大山藍さんをサポートされていることと思われます。
これから大山藍さんが世界で記録を出していけば、ご家族に関する情報ももっと世に出てくるかもしれません♪
【#U20世界選手権】
♦︎競技結果
女子10000m競歩 決勝#大山藍(鹿児島女子高等学校)🥈銀メダル 46分24秒44🎉
今大会メダル第一号です!たくさんの応援ありがとうございました📢
✅ https://t.co/ytg1BamOBl#WorldAthleticsU20 pic.twitter.com/hoSxFr4kog
— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) August 5, 2022
思わぬことから競歩に転向し、あっという間に国内では向かうところ敵なしとなった大山藍さん。
今後の世界での活躍に期待しかありません!
次こそは、そしていずれはオリンピックの舞台で金メダルを獲ってくれることでしょう。
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