中村ブレイス株式会社が夢の扉で放送されます。
島根県の大田市大森町という過疎の町にあるこの会社は、中小企業庁が選定した「元気なモノ作り中小企業300社」にも選ばれていて、今、勢いのある会社として注目されています。
中村ブレイス株式会社 会社概要
設立 1982年10月
事業内容 義肢装具の製造(医療器メーカー)
代表取締役 社長 中村俊郎
従業員数 約70人(※2013年時点)
売上高 約10億円(※2012年9月期)
・世界30ヵ国から注文を受け海外進出もされている
・基本理念は『THINK』
義肢装具(義足、義手、トップヘッドなど)や人工乳房などの製造をしていて、2015年に創業40周年を迎えるそうです。
中村ブレイス(義肢装具士)の就職や求人はあるの?
今回夢の扉に登場する福井若菜さんはこの会社に入るのが高校生の時からの夢だったそうです。
実際に、その映画の義足やコルセットは中村ブレイスが作っていたものだったようで、個人的に社会見学をさせてもらってから、一層この会社で働きたいという思いが強くなったそうです。
そのため、高校卒業後、義肢装具士に必要な資格を取得するため専門学校へ通い、3年後、中村ブレイスで臨床実習を受け入れてもらった後、就職活動を経て正式に内定し採用してもらうことが出来たそうです。
こんなに入りたい!と思わせる会社ってなかなかないですよね。
ハンディを持った人援助したい、お役立ちしたい、大森から世界へという志がとても強く持ておられたということが、この地方の小さな町から世界的なオンリワンでベストワンの企業ができたのだと納得しました
印象的だったのは「Think」という言葉が職場のいたる所に掲げられていたことです。これが社長・会社から社員に向けて発せられた言葉ではなく、自分事として社員の方々に共有されていることを職場の様子から感じました
社長自らが玄関先まで出迎えて待っていてくださったことには感激しました。一度通り過ぎてしまったことまで見ていてくださったとお聞きし、中村社長の人となりを感じる出来事でした
出典:いい会社にはきっと法則がある 中村プレイス
社長の人柄や会社の理念に使ってくださる方を想う真っ直ぐな意思を感じられますよね。
中村俊郎社長は京都と米国で自ら義肢づくりの修業を積み、32年前に過疎が進む故郷に戻って10坪の納屋を改造して企業を始めたそうです。
顧客のことを考え抜いた結果、誠実な商品作りが口コミで広がり、商品を買って頂けるお客様や取り扱ってくださる病院の数が増えていったそうです。
カンブリア宮殿でも取り上げられたメディカルアート
シリコンゴムで人体そっくりの乳房や指などの製品を作り、アートのように血管・ほくろなども付け足すことでよりリアルな製品が作られているそうです。
乳がんで乳房を失った人が温泉に行きたいなと思っていても、胸を失ってしまっていたら友人や子供を驚かしてしまう。そんな悲しい気持ちを救ってくれるすばらしい技術だと思います。
これからさらに人口乳房技術も発達していくのでしょうね。
技術の向上によって幸せな人が増える企業は人にとっても従業員にとっても幸せな会社だと思います。
中村ブレイスのこれからを応援していきましょう!
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