日本男子バドミントン界のエースといえば、桃田賢斗選手ですが、その桃田選手でさえ成し遂げられなかった記録を打ち立てた若き次世代エース・齋藤駿選手が2022年8月14日放送の『ミライ☆モンスター』出演されます。
今回は、そんな齋藤駿選手に関してご紹介します。
経歴や出身校、輝かしい成績、そしてご家族のことなどを調べてみましたよ。
齋藤駿の経歴や出身校は?
- 名前:齋藤駿(さいとう しゅん)
- 生年月日:2004年6月6日
- 年齢:18歳(2022年8月現在)
- 出身地:新潟県五泉(ごせん)市
- 中学校:猪苗代町立猪苗中学校→富岡町立富岡第一中学校卒業
- 高校:福島県立ふたば未来学園高校3年在学中
- 身長:177cm
- 体重:61kg
- 血液型:B型
- 家族構成:両親、姉2人
お姉さんたちがバドミントンをやっていたことをきっかけに、4歳からバドミントンを始め、小学生の頃から常に同世代の中ではトップの成績を収めてきたという齋藤駿選手。
各年代の日本代表にも選ばれています。
バドミントンを始めてわずか数年、小学校の低学年の頃からすでに県代表として大会に出るようになり、小学4年生でU13日本代表に選出。数々の大会で上位入賞を果たします。
中学は、猪苗代中学校に入学されましたが、富岡第一中学校に転校されました。
富岡第一中といえば、バドミントンの全国大会常連校で、日本代表で世界ランク1位にもなった桃田賢斗選手が、生まれ育った香川県から転校してきたことでも有名な学校です。
指導者には、その桃田賢斗選手を育てたことでも名の知れている齋藤亘監督もいらっしゃいます。
齋藤駿選手も、よりバドミントンを頑張るために転校されたのでしょうか。
高校は、福島県立ふたば未来高等学校に進学されています。
この学校は県立高ながら、「トップアスリート系列」、「アカデミック系列」、「スペシャリスト系列」の3つの系列があり、自分の進みたい道をより早い段階から専門的に深く学べる学校で、齋藤駿選手はアスリート系列のバドミントン部に所属しています。
ふたば未来高校のバドミントン部は、バドミントン部専用アリーナがあり、7人の専任コーチによる指導が受けられるなど、非常に整った環境で練習できるんです!
参照:https://futabamiraigakuen-h.fcs.ed.jp
しかし高校に入学して初めてのインターハイで、齋藤駿選手は初めての挫折を経験されました。
「忘れられないのは高校1年生で出場したインターハイです。中学まではスマッシュを打てばだいたい決まっていたんですけど、高校では通じなかった。どれだけ打っても決まらないし、守りに回ったらやられるし……。今までは好きなようにやっていたら勝てていたので、本気で考えたことがなかったんです(笑)。プレーで悩むなんて、初めての経験でした」
中学時代から170cmを超える長身と、長い手足を生かした攻撃主体のプレースタイルで負け知らずだった齋藤駿選手。
しかし高校生以上になると、駆け引きのうまさが勝敗を分けることも多くなるのです。
また、高1で参加した日本代表合宿で感じた「違和感」も齋藤駿選手を大きく成長させるきっかけとなりました。
「トップ選手って、とにかく試合が長いんですよ。自分の試合時間はだいたい30~40分くらいです。ただ、皆さん1時間以上プレーしている。『なんでだろう?』と思って話を聞くと、ラリーをすごく重視していたんですね。極端な話、僕は今まで、上がったシャトルはすべてスマッシュしていました。でも、あえて大きく返したり、コートの前に落としたりして相手を動かす中で、得意・不得意を見極めることができると学んだんです。そのうえで自分の得意なショットを活かすにはどうするかを考えることで、相手に応じてプレーを変えられるようになりました。次の目標は有利な状況で得意のスマッシュを打てるよう、シャトルの配球力を上げること。課題は山積みです」
参照:参照:https://news.yahoo.co.jp
このような経験から、パワフルなスマッシュを主体としつつ、これまで攻撃一辺倒だったプレースタイルを変え、今年3月に行われた全国高校選抜大会でシングルス、ダブルス、団体の3冠を達成!これは、あの桃田賢斗選手も成しえなかった記録なのです!
これからが楽しみな選手ですね~。
齋藤駿の記録は?
齋藤駿選手のこれまでの主な成績をご紹介します。
2014年 | 全国大会 | ベスト8 |
2015年 | 第21回北信越小学生バドミントン選手権大会5年生男子シングルス | 優勝 |
2015年 | 第24回全国小学生バドミントン選手権大会男子シングルス5年生以下 | 3位 |
2016年 | 全国小学生バドミントン選手権 6年生以下男子シングルス | 2位 |
2018年 | 全日本ジュニア ジュニア新人の部男子シングルス | 優勝 |
2019年 | 全国中学校バドミントン大会 男子シングルス | 優勝 |
2021年 | インターハイ 男子団体 | 優勝 |
2022年 | インターハイ 男子シングルス、ダブルス、団体 | 3冠 |
2022年 | インターハイ 男子シングルス | 優勝 |
素晴らしい成績ですね!中学の時はまさに負け知らずという印象ですよね~。
2019年の全国中学校バドミントン大会は、全5試合ストレート勝ちだったそうですよ!
そして、高校3年生の春のインターハイでは3冠という大記録を打ち立てました。
#バドミントン
第50回記念全国高等学校選抜バドミントン大会
男子シングルス決勝は 齋藤駿(ふたば未来学園)が
谷岡大后(ふたば未来学園)を23-21,21-13で破り優勝!
齋藤駿(ふたば未来学園)は全種目優勝の3冠達成!!#JSPORTS pic.twitter.com/PzUxYpaGCR— J SPORTS バドミントン【公式】 (@jsports_shuttle) March 28, 2022
海外での試合も経験し、6月には、クロアチアとブルガリアでジュニア世代の国際大会を連続優勝しています。
特にブルガリアでは、6試合すべてストレート勝ちしました。
齋藤駿選手は、この夏のインターハイでも全種目優勝して春夏6冠を目指して練習しており、男子シングルスでは見事優勝!
しかし残念ながら、ダブルスが3位、団体は準々決勝敗退となりました。
これからは、齋藤駿選手の進路が気になるところですよね。
齋藤選手はインタビューで「勉強は本当に嫌い」と話していたので、受験勉強は…どうでしょうね(笑)
齋藤駿の両親(父母)や兄弟はいる?
齋藤駿選手のご家族のことを調べてみましたが、ご両親とお姉さんが2人いらっしゃることは分かりました。
また、以前ミライ☆モンスターに出演された時に、祖父母が出演されていたそうです。ただ、一緒に暮らしているかどうかは分かりませんでした。
ただ、齋藤駿選手はこれから今まで以上に注目されること必至の選手ですから、今後はご家族に関する情報も多く出てくるかもしれませんね。
どのようなご家族のもとで、どのように成長されて、世界で通用する選手となっていくのか、興味あります!
今後の目標は、
「オリンピックのシングルスで金メダルを獲りたい。’24年のパリ五輪、遅くともその次のロサンゼルス五輪(’28年)では実現したいと思っています。これからも自分らしい攻撃的なプレースタイルに磨きをかけて、必ず実現してみせます」
と話しておられます。
「必ず実現してみせます」と力強い宣言、カッコいいですね!
この動画の齋藤駿選手の世界レベルのスマッシュを見ていると、目標はすぐにでも実現に近づくのではないかと思われますね!
これからの活躍に注目していきましょう。
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